♪がんばろう、私♪

山や旅行のお話し

槍ヶ岳 二日目③ & 三日目

2013年09月22日 20時06分45秒 | トレッキング・山登り

先ほど槍から見下ろした大喰岳 ↓ に向け出発

一旦ぐんと下ってから登り返します

出発時は周りはガスガス、風もあって寒い・・・が、歩き始めるとまた天気がやや回復

運に恵まれています

 

 

振り返れば山荘、そして槍が見守ってくれています

 

槍の向こうに燕岳

昨年はあっちから槍を眺めていたんだな~と感動

 

燕岳をアップ

来年は燕岳から餓鬼岳の方に行きたいとたくらんでます

 

笠ヶ岳の方向 頭は残念雲の中

一緒のツアーのお姉さまに、良いコースを教えてもらったので、笠ヶ岳も来年行きたいです

 

雲の中の景色を楽しんでいるうちに大喰岳到着

ここからの槍の眺めは最高です

 

槍の向こうに鹿島槍

 

大喰の向こうは、中岳、南岳を経て北穂へ

北穂とその後ろの前穂をズーム

ツアー参加者、穂高は経験済みの方ばかり

 

表銀座方向

燕岳から大天井岳

大天井から常念 常念はすっぽり雲の中

・・・と思ってたら、少しだけ姿を見せてくれました

昨年の常念登頂時、全くの快晴だったことを思い出します

そして、燕岳から大天井、常念岳へと歩いた稜線を確認できて幸せ

 

山頂で眺めを楽しんでいるうちに、強風が吹くようになり飛ばされそうな勢いとなりました

そろそろ戻りましょう

 

山荘に戻って来ました

まだ岩に取り付いている人達がいました

 

やっぱりこの風景好きです

 

<本日の行程>

槍沢ロッジ(1,820m) - 槍ヶ岳山荘(3,060m)  - 槍ヶ岳(3,180m)

 - 大喰岳(3,101m) ‐ 槍ヶ岳山荘

朝6時頃出発、15時20分頃山荘に戻って来ました

楽しく、満足の一日でした♪

 

夜のニュースを見ると、強力台風接近、既に被害もと・・・

明日下れるのか・・・

夜になると山荘周囲は真っ白、風の音もガタガタ

でも、飛ばされる程の風ではなく、睡眠妨害される程の風でもありませんでした

 

少し安心して8時頃眠りにつきました

しかし夜10時半に目が覚め、またも頭痛と吐き気(-_-;)

富士山でも御嶽山でもそうでしたが、

どうやら私は、3,000m以上の山小屋では、

寝ている間に高山病症状が出てしまうようです(>_<)

その後、症状に苦しめられ、ほとんど眠れませんでした

 

 

9月16日(月)

起床後も頭痛と吐き気でダルダル、朝食もあまり食べれませんでした

さて、心配していた風はほとんどないものの、大雨大雨大雨

新穂高温泉に下りる予定でしたが、増水の危険性あり、とのことで上高地へ戻ることになりました

登山道は危なくないですが、雨のために小川になっていたり、

何度か渡る沢は水増ししていたり、

いつの間にやら靴の中はビショビショ

レインウェアも完全ではないことを初めて知りました、もう中まで浸透してビショビショ

カメラなんて出す余裕なく、帰りは写真ゼロ

昨日は静かに流れていた梓川も、今日は濁流と化してました

一日大雨の山歩きは初めて、一人ではできない、これまたひとつ経験となりました

そう言えば、高山病の症状ですが、下っているうちに治まり、昼食はしっかり食べれました

 

<本日の行程>

槍ヶ岳山荘 6時出発 - 上高地 2時半頃到着

やはり最後の3時間の平地歩きが難儀かったです

 

その後、大雨の影響で通行止めがあちこちで、迎えのツアーバスがなかなか来れないとの話

平湯温泉に公共バスで移動

着替えもないまま温泉に入り、ひたすらバス待ち

この間、経験豊富なお姉さま方に山の話をたくさん聞かせてもらいました

夜9時にやっとバスが到着、家に着いたのは午前2時半でした・・・(-_-;)

 

台風接近の中、無事に登って、無事に帰って来れて、本当に運のいい3日間でした

いずれ快晴の日にもう一度登りに行きたいです

課題は、岩の登り下り、と寝ている間の高山病

足場を聞かずとも、一人で登り下りできないとね^^;

しかし高山病はどうしたらいいものか・・・

行動中は元気なのに、寝た途端に体調悪化、と言うのは勘弁して欲しいです(>_<)


槍ヶ岳 二日目②

2013年09月22日 13時02分34秒 | トレッキング・山登り

さて、穂先へとりかかります

素人なんだから登ることに集中! 雨なんだから集中!

と自分に言い聞かせ、写真は我慢

でも岩登りが始まったらついつい撮影

小槍 が見えてまた写真タイム

 

大雨の中登り始めたものの、何時の間にやら晴れていて、何時の間にやら青空も時々見えて

なんと運のいい私たち

陽も当たってるし~♪

 

あのハシゴの上は山頂かしら?

山頂が狭いため、しばらくこの辺で待機

見下ろすと槍ヶ岳山荘がいい感じ

 

10分位待ったでしょうか? いよいよ最後のハシゴを登ると・・・

山頂!! 槍ヶ岳(3,180m)!!

 

山頂標識がある方 

 ハシゴのある方

 

高所恐怖症なので、山頂では腰が抜けるかも、と思ってましたが、

意外と大丈夫(ガスのおかげ?)、大喜びでした

 

さて眺望ですが、キレイに真っ白です(笑)

「雨が止んでくれたんだから、それ以上は望まないわ~」 と思っていた数分後、所々ガスが切れました

ホントに運の良い私たちです

最初は下を見たら恐怖で下れなくなる、と思って 「絶対見ない」 と言ってましたが、

誘惑に負けて見ちゃいました でも大丈夫でした

 

槍ヶ岳山荘

 

東鎌尾根?

 

これだけ見れただけでも、大歓声

登頂すらできないと思っていたので、大ご褒美でした

 

さて、下りです

実は下りに自信がなくて、このツアーへの参加を1ヶ月間悩んでました

でも今さら躊躇してられません 恐怖感を吹き飛ばし、いざハシゴにとりかかります

 

意外と怖さはありません

 

山荘から 大喰(オオバミ)岳 への稜線がキレイに見えてきました  

 

山荘、大きいな~ 下にいる人達が人生ゲームのコマみたい

 

どんどん下ります

途中、足場をガイドさんに教えてもらったりしながらの下山 超初級者です(-_-;)

 

大喰岳から中岳へ続く稜線も見えてきました

 

まさかまさかの青空

 

やっぱり青空の方が映えますね

 

ウェアがカラフルなので、登っている人が良く分かります

 

今山頂にいる人、気持ち良さそう~

 

山荘まで下りて来ました

天気の良い三連休だったら、山荘前から穂先へ向かう人で大渋滞が発生していたところでした

ところが台風直前の三連休は、完全な眺望はお預けも、スイスイと登れて、これまた運がいいのか悪いのか

 

山肌のこのカールな感じ、好きですね~

 

下りて来ても、まだ写真撮りまくりです いい感じ~

 

後ろ髪ひかれながら、そろそろ山荘へ

昼食タイム 

 

私は穂先に行けただけで大満足

「希望者はこの後大喰岳に案内します」

とのことで、どれ位行くのかしら?と思っていたら、

ほぼ全員が手を挙げてました 皆さん本当に元気です

という訳で、私も!