宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

淡交会支部総会&講演会

2019-06-23 14:15:51 | 茶道
初めて支部の総会に行ってきました。今までは委任状を出しただけでした。会場は明治記念館。
朝 着物で行くか洋服で行くかで迷いました。しかし総会なら気楽にいっても大丈夫と判断して、洋服で行きましたが正解だったようです。支部の係の方以外はほとんどの方が洋装でした。

まずお菓子とお薄を頂いて席に着きます。
総会はいろいろの幹部の方の挨拶・・・支部長は言わずと知れた政治家の方。世襲議員で祖父・父から引き継いでおられます。副支部長も区議の方。
昨年の行事・会計報告等があって45分位で終了。この支部は1177人いるそうですが、今日、出席したのは267人、委任状も625あったので無事了承ということで終わりました。


続いて講演会  黒田和哉氏の「異色の芸術家 北大路魯山人」

魯山人は絵画・書・篆刻・作陶・漆芸・料理などマルチに才能を発揮された方です。
千字文を同じ書体で書かれたスライドや、作陶された作品をたくさんスライドで見せていただきました。

ベンガラ赤に金泥で字や絵を描かれたもの、陶器の板をたたいてお皿にして絵付けしたもの、脚付きの大きな俎板皿、手桶花入れ、とっくり、壺、湯飲み、抹茶茶碗、菓子器、鉢・・・等々

土は主に信楽の土を使っているそうです。器に描かれている絵もデフォルメされた蟹や椿、鳥、草花など様々です。


福の字をいろいろな字体で書かれた角皿・まる皿・・・これらの皿にのせるべく料理のイラストなどもありました。
魯山人の皿は上にのせるお料理を意識したものです。陶器なのでずっしりと重いと思いますが料理も
映えるお皿だと思います

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする