招待の案内を頂いたので東京駅まで行ってきました。
丸の内側の駅前はすごく変わっていて座るところも沢山あり広ーい憩いの場所になっていました。
今年150周年を迎える日本の鉄道は、明治5(1872)年に新橋―横浜間で開業しました。
それで鉄道開業から現代まで鉄道にまつわる絵画や版画、写真が150周年にちなんで150作品が展示されていました。
広重や河鍋暁斎の錦絵は楽しい絵でした。
車内の様子を描いた絵も当時の風俗が分かって興味深かったです。
梶原緋沙子の「帰郷」は等身大の着物の女性が駅?でたたずむ姿で美しい絵です。
不染鉄の「山海絵図」は大きい絵で、富士山を真ん中にそのふもとの町を細かく描いててよく見ると汽車も走っています。
「踏切番の母子」図は過酷だった踏切番の夫の代わりに幼子を連れて白い旗を振って立っている母のわびしい絵です。
「集団就職」の不安そうな中学生たちの絵も。
絵を鑑賞しながら鉄道の歴史、政治、戦争、風俗などの分かる展覧会でした。
150点もあるので、知らなかった絵師、画家が多かったです。
三連休中日だったせいか、東京駅周辺の人がものすごく多く、また渋谷のスクランブル交差点の人出もすごく、コロナ前に戻った感じでした。