もう一窯焼こう、という事になり山行きの日。暑さ寒さも彼岸までの如く、この時期にな
ると朝方の寒さは少し残るものの太陽が出るとおんぼらとして春を感じさせる。寒の需
要期には雪で炭焼きができず在庫不足の状態の中、幸いにも注文が偏らず何とか持
ちこたえたが、この時期が過ぎると注文が多く窯入れをすると焼き上がるまでに殆どが
予約で埋まってしまう嬉しい悲鳴。
シーズン後半になっての頑張りで例年の生産量に近づいたのではないかと思われる。
さて作業の方、2班に分かれ山行班は以前に行った会員所有の山へ、残り班は焚木づ
くりや雑木類の片付けに取り掛かる。伐採した樫は窯の半分近くと思われ、次回の作業
次第で窯入れまでできるかもしれない。
農作業が忙しくなり時間が取れない時期になり、やりくりをした上での炭焼きとなる。
炭木の下に敷く敷木の準備も完了