我想一個人映画美的blog

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ローズ・イン・タイドランド/TIDELAND

2006-07-20 08:20:20 | 劇場&試写★6以上
テリーギリアムが創り出す、
少女ローズの現実逃避による、イマジネーションワールド


去年9月のトロント映画祭で出品,上映されて
yueがジェニファーティリーと写真撮ってもらったあの時の作品、
やっと日本公開☆期待しないで待ってました~
公開2日目に観に行ったら立ち見だったので諦めてたの、やっと観てきた☆

ラスト以外、ネタバレしちゃっても支障ないと勝手に判断
ちょっとネタバレ

ギリアム作品、ワタシの中では波があって、
去年の「ブラザーズグリム」もイマイチ。。。
初期の作品の方が断然好き

そんなワケで今回、監督よりも
クスリでトリップしちゃうジャンキーなパパとママを演じた
ジェフブリッジスジェニファーティリーが目当て



っていうか、二人ともすぐいなくなった、、、、
なんだよー、、、。

共同脚本はギリアムと、トニークリゾーニ。
ジョニーデップ&ベニチオデルトロのクセアリムービー
ラスベガスをやっつけろ!」のコンビが担当。

ギリアム版「不思議の国のアリス」と謳われてる通り、
どこまでも少女の脳内目線の世界


カナダ出身、ジョデル・フェルランドがとにかく素晴らしいの一言

まだ11歳(撮影当時10歳!)なのに、お色気と演技力を備え持つ、ポスト・ダコタちゃん☆
既に25本以上の映画、ドラマに出演済み。
最近では、まったく怖くないホラー「サイレントヒル」にも娘役で出演
今後の女優としての活躍がとっても楽しみ

ギリアム監督お墨付き♪   監督、けっこうオチャメ。


お話はーーーーー。
migは好きじゃなさそう、と先に観た友達に言われたケド
意外にも?けっこう好き。雰囲気かなぁ


お友達はバービーの頭1体と、正しくはたぶんタミーちゃんの頭3体
頭の中でのこのコたちとの会話(自問自答!)が面白いのと、
おませでカワイイ少女、ローズの挙動にも目を奪われた。
このローズが気にいらなければ、個人的評価はもっと下がっていたかも


6/10
ストーリーはかなり淡々としていて、
とくに大事件が起るということもなく進むので退屈する人もいるかナ。
ラストも賛否両論だと思うけど、ワタシは満足☆
ローズの行方が気になってラストまで飽きずに楽しめた~。
この作品自体、好きか嫌いかではっきり評価割れそう。



出て来る人物、皆キワモノ!でイカれてる

この世界では
リスが突然喋りだしたり、
バービードールのアタマにホンモノの脳が入ってきたり、
パパ、ジェフさん(ジェフブリッジス)がいきなりトリップでぽっくり逝って
とっくにおダブツになってるのにブロンドのかつら被らされて
蠅がたかってるのに気づかれずに椅子にずっと座ったまま異臭放ってたり、
その後人間剥製にされたり、
ガビガビにされてもなお、食卓に座らされてナイフとフォーク握らされたり
(「悪魔のいけにえ風」)
(ジェフの)お腹裂いて人形の頭入れられたリと

ブラックで、思いきりシュールな作品


公式サイト
TIDELAND 2005年 イギリス=カナダ  117min
【staff】
監督 テリーギリアム
共同脚本 テリーギリアム/トニーグリゾーニ
音楽   ミカエル&ジェフダナー
原作   ミッチカリン(タイドランド)
【cast】
ジョデルフェルランド/ジェフブリッジス/ジェニファーティリー
ジャネットマクティア/ブレンダンフレッチャー



ジェフさん、ギリアム作品は「フィッシャーキング」に続いて2度目の出演☆

ギリアム作品、「未来世紀ブラジル」も良いけど
若かりしブラピの怪演が光る
12モンキーズ
が無性に観たくなってきた~





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