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全米で大ヒットとし話題の低予算超常現象ホラームービー!
日々常に怖い映画を求めてるホラーファンとしてはこの映画の公開楽しみにしてました~
と思ったらノルウェーに住む妹、yueが既に観てて、、、
「時間の無駄だよ~、全然怖くない!!」 というので期待してた身としてはがっかり。
でもそのせいで、期待値下げての鑑賞。
若いファンが多い、シュールで痛可愛いdollを生み出す人形作家でお友達の三浦悦子(えっちゃん)と試写にて観て来た★
宣伝で言ってることはどう考えても大袈裟に煽り過ぎ!
とくに予告篇は相当怖い!みたいにやってるけど~。
観たあと知ったんだけどラストはどうやら2種類あるみたい?
yueにエンドを聞くと全然違うの!
日本公開のは、別エンディング版でした
どれだけ怖がれるか!ホラーが面白く感じるポイントはそこにかかってる。
果たしてその結果は?!
公開中でまだまだ話題の「The 4TH KIND フォースカインド」に続いて以下、 完全ネタばれですのでご注意を。
本作、リアルな恐怖を醸成するため、フェイク・ドキュメンタリー
形式で、この映像は本人たちと警察の了承を得て公開している映像だ。
みたいな断りが初めに入る。
役者は当然無名、監督/脚本もこれが初監督となるオーレン・ペリという人物。
自らの家を舞台に10日間で撮影。
制作費は15,000ドル 約130万円ほどで、公開館数を徐々に広げて公開の翌週で1億ドルを稼いだ。
ミカとケイティ、一組のカップル。出だしから、何かが部屋に出るってことに気づいてて
その正体をカメラに収めるべく、買ったばかりの高機能ハンディカメラで撮り始めるところからスタート。
それは、家での日常の生活を全てカメラに撮るということでカップルのただの日常の記録。
日常会話といっても、「今日は何した」とかいうのではもちろんなく
終始カメラに納めた、についての会話。
画面には何夜目、という風に字幕が入る。右下には時間が記されている。
それが何日か撮っても音がごーっと入るだけで何も起きないから
開始後40分くらいは退屈!
もう~ こんなんじゃ☆1つだなーなんて思って観てた。
でもこのあたり、異常にラップ音みたいなのとかゴォーって音で脅かすので
音系に弱い人には怖いかも。
その道に詳しい人を家に招き入れて色々質問される、彼(ミカ)は信用しない。
後半から段々と、ケイティーに異変が起き始める。
いきなりベッドの横に立ってしばらくボーっとしてたり、
寒いのに外に出て薄着のまま椅子に座ってたり。
(そっちの方がよっぽどこわいよ!)
気づいたミカが付いて行って「家に入ろう」と言っても聞かない。
翌日その映像を見せ、話をしたことも言っても記憶にないという。
ここで思うのが夢遊病で何か取り憑いてるんじゃないの?ってこと。
でも何も出る訳ではない。
早くなにか出てきてよー!って思ってると、、、、
ドン!
いきなり凄い音が。 音で脅かし系。
正体を突き止めるために彼が白い粉を床にまく。するとそれも翌日映像を見ると
歩いた足跡がベッドの横についている!
この時点でもうこの家にはいられないでしょ~と思うんだけど。
お金がないような貧乏生活してるわけではないけどなぜか家にいて何か出る部屋に寝てるのが不思議。
実際、部屋に足跡なんてついてたら 相当怖いでしょう!!
でも彼ら、そうでもない。
そして、今度は隣の部屋の屋根裏の戸が外れてる!怖いもの知らずなミカは上をのぞいて上がる事に。
するとケイティの昔の家で撮った、焼けた跡のような写真発見!
壁にある二人の写真が割られていたり。
明らかに、誰か家に侵入してる?!
これ、ほんとにこんなことあったらめっちゃ怖いでしょう!!
次は寝てる時、かけてたものの間にするりと何かが潜り込んだ映像。
ほんとにあったら相当怖いでしょう!!
でもその怖さが伝わらない。緊迫感はあるようでない。
例えば、感染ホラー「Rec」のように、何かが出てくるかも?という恐怖、緊張感を感じない。
だから怖さのリアリティを感じられない。
ミカはネットで調べ、何かが取り憑いて衰弱していった女性の記事を見つけ、
ケイティには同じものが取り憑いたのでは?と推測。
悪魔払いを呼んだりしたことがかえって酷い事になったと勝手に解釈、
それで専門家は呼ばないということに。
寝室。
そして彼女が何者かにいきなり身体ごと引きずられーーー!!!
やっとですか~。最後の30分をはじめの30分でやってほしかったというか。
はじめから惹き付けるように作らないと。
さすがにこんなことがあった後では、やっと「もうこの家にいたくない」
とか「眠りたくない」などと言い出すケイティ。
遅いよ!!
荷物の準備をして、さあ車を出すという時になって
ベッドに寝てるケイティ、「もう大丈夫」「出かけたくない。ここにいた方が安全」
わけわからないことを言い出す。
4/10(35点)
いや~、ほんとにお金かかってないね、コレ (笑)
出演者はたったの3人だし家での撮影のみ。
途中まではほとんど何も起こらない感じでつまんなかった。
後半、段々彼女に異変が見られるようになってからはまだまし。
わたしは観てる最中、なんだか笑えてきちゃった。
何やってんのこの二人。って感じで (笑) 怖さのレベルはわたしには全然。
ちなみにえっちゃんはわたしと歳も近くホラーは好きな人だけど、
音で脅かされてやっぱり違う意味で面白かったとの感想。
上の方でドタドタドタ!!!っていう音は想像をかき立てる。
そういう意味での怖さはあるから、突然ドアがバタン!とか脅かし系が苦手な人は怖いだろうな~。
見せない恐怖でラストまでつっきる。
当然のことながら、本当に、どんな映画でもエンディングって大事
yueが観たという他国ヴァージョンでは
彼女が狂ってきて、下のリビングで叫び 彼が下に行くと
音だけして、(殺した?)ケイティがぐったりしてるところに警察がきておわり~
えー?それはヘン!それだったらわたしも☆1とかになりそう。
日本ヴァージョンは....
いきなり別の部屋で「ミカーー!!」と叫ぶケイティ、
彼が行くと その瞬間、刺されたようにお腹が丸く血で染まったケイティがドン!と彼を前に突き飛ばして(殺した?)
いきなりカメラ目線で近づきニヤリ。その顔は悪魔が取り憑いた顔。オワリ。
結局悪魔ものなのね~。
オカルトは大好きだけど、日本の心霊と外国の悪霊(悪魔)ではどこか捉え方違うし怖さも違う。
傑作「エクソシスト」や近年の話題作「エミリー・ローズ」では悪魔に取り憑かれることの恐怖を完璧に描いてたけど
本作や数年前にヒットした手持ちカメラのホラー「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」なんかでは
見せない恐怖、だけどなんだか凄く中途半端に描かれる。(だからダメだった)
その存在そのものは結局は見せようがない。低予算だからチープなもの観せられても
逆に興ざめというもの。
でも、このエンディングには笑うしかなかった (笑)
エンドロールが珍しく無音でただ静かに終わるから、最後になにかくるんじゃ?
って皆身構えてたみたい。
わたしは そこで終わりだと確信してたからさっさとコートを着てたんだけど
すぐに会場が明るくなって、皆失笑!
こんなエンディングで失笑うけるホラーも珍しいわ~
脚本はほんとにつまんないけど、
ホラーとしての怖さや面白さとは別の意味で
ある意味笑えたから、おまけで☆4つということで!
家で観てたらなんだこりゃ!って☆1かも。
わたしは全く怖くなかったけど、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」が楽しめた人にはいいのかな~。
脅かし系が怖い人にも楽しめそう。
それにしてもこれ以上怖くは出来ないから、リメイク化を諦めた。
とか言ってるスピルバーグ監督って ・・・
公式サイト
PARANORMAL ACTIVITY 2007年 アメリカ 86min
1月30日より、全国ロードショー
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