ケヴィン・スミスが「ダイ・ハード4.0」に出演した縁で、ブルース様に出演してもらった作品
観たい映画リストでも書いたけど、タイトルがダサ過ぎ~
ブルースといえば、もう刑事や捜査官の役はお手の物。
イメージもつきすぎてるけど今回は下品で、おバカな刑事(デカ)。
9年組んでる相棒がトレイシー・モーガン。
これまたサエないというか、狙いだろうけどどこかミスマッチ。
世のため人の為に悪と戦う正義の刑事ではなく、
自分が大切にしていた超レア物のベースボール・カードを奪ったヤツを捜し回るって話。
もともとケヴィンスミスは、ジェイ&サイレントボブなんかのシリーズはじめ、
マット・デイモン&ベン・アフレックと交流あるせいで
その映画にたまに出てくるサイレントボブ(しゃべらないけどオモシロキャラ)が好きで。(前にも書いたかもだけど)
自身の監督作では「クラークス」も「モールラッツ」も好き。
ベン(アフレック)主演のロマコメ「チェイシングエイミー」が秀逸
しかし「ドグマ」とかヒットしてないB級だしな~
もともとインディーズらしいとこがいいんだけど☆
そういえばDVDスルーで先日観たケヴィンが監督&脚本の「恋するポルノグラフティ」
はおバカだけど良く出来たラブストーリーだったし
さて本作。
相棒のポールは妻の浮気が心配で捜査も上の空。
おとりの麻薬仲介人が殺され、運び屋に逃げられてしまい、せっかくのヤマも
大失敗。
当然2人は1か月間の停職の処分になる=原題「Cop Out」
ブルース演じるジムは別れた妻との間にできた娘エヴァの結婚式が目前。
それにかかる費用が膨大。
停職になっては資金を用意するのは無理!
仕方がないから大事にしてたアンディ・パフコ選手の超レア物ベースボール・カードを売ることに。
が、カードが盗まれ二人は捜査開始、カード泥棒を追う。
と簡単に言うとこんな話だけどこれがどうにもこうにも面白くない~!
せっかくブルース出てるのに、見どころがこんなにもなくていいのか!?
出だしはいろんな映画のパロディセリフの連打
「ヒート」「プレデター」「カラーパープル」から「ロボコップ」まで、次々ブルースが即答。
そんなマニアックなセリフの羅列、たとえわかったのがあっても
これが相当マニアックすぎて笑えない。ネタは一瞬づつ(セリフと動きだけ)だし。
とにかくお下品ネタギャグは連発、それはいいんだけどツボにこないとサムいだけ。
唯一面白かった(というかフツウに良かったのが)
ショーン・ウィリアム・スコットの出てるシーン全部。
逆に言うと、この人いなかったら観てられなかったな~私見で言うとだけど。
見ててだるーいというか、二人のやりとりとカード泥棒追いが続くだけという感じがすごく時間長く感じさせて
途中で久々にうとうと来た~
ブルースがいつものカッコイイ刑事(デカ)ではなく、オタク刑事(デカ)ってところがいいのかもだけど
顔(表情)いつものまま(笑)
別に期待もしてなかったけどDVDスルーでぜんぜんおかしくない
(実際、シネパトスだからかなり単館扱いだけど)
と思える映画でした~がっくし。
男性向きかも。
あ!とここまで書いて調べて思い出したけど、今回ケヴィンの脚本じゃあなかった☆
(ロブ・カレン、マーク・カレン脚本)
おバカでもどこかテイストが違うし面白くないって思ったら納得~!
次回はやっぱり自身の監督脚本でいって欲しいな。
やっぱりラブコメがうまい監督です
3/10(38点)
ショーン・ウィリアム・スコット出てるところだけまあまあ面白かった。
それ以外はカードの行方とかけっこう見ててどうでもいい感じ。
とにかく全体的に長く感じたのでこの評価
ニューヨーク市警のベテラン刑事ジミーは、愛娘の結婚式の資金として当てにしていたレアなベースボールカードを盗まれてしまう。
相棒のポールとともにカードを探すジミーだったが、事態へ思わぬ方向へと進んでいく……。
公式サイト
COP OUT 2010年 アメリカ 107min
9月4日より、公開中~
今年2月のプレミアにて。
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