我想一個人映画美的blog

新作映画レビュー&温泉&ゴシップ+コスメ+旅行記&日記。
blog開設から何と19年!ありがとうございます✨

僕が結婚を決めたワケ / The Dilemma

2011-01-15 08:55:41 | 劇場&試写★5





ロン・ハワード監督最新作、DVDスルーでも全然おかしくないようなメンバー4人が主演のラブコメ。
かと思ったら、ラブコメじゃなかった






ジェニファー・アニストンの元彼、ヴィンス・ボーンは主演も多いし、アメリカでは人気だけど日本では全然だし、
万引きしちゃってから落ち目で厚化粧で一気に老けちゃった感じのウィノナ・ライダー、
ラブコメでも真面目な妻や彼女役が多い、ジェニファー・コネリー、
そしてマイナーなおじさん ケヴィン・ジェームズ。
こんな4人。

1月の観たい映画リストに入れ忘れたのが今月は多くて。これもそう。今年は1月ほんと多いわ
あまり惹かれなかったんだけど、 監督があの巨匠 ロン・ハワードって事で気になっての鑑賞。
ロン・ハワードはロマコメものだと昔の、「スプラッシュ」とか良かったナ。
その後も話題作沢山撮ってるけど最近だと「フロスト×ニクソン」が好き。

脚本は、「ラスベガスをぶっつぶせ」や、もうすぐ公開「ウォール・ストリート」の脚本家、アラン・ローブ。


ヴィンス・ボーン演じるロニーは、自動車関係のベンチャー企業を営む40歳の独身男性。
恋人のベスにはジェニファー・コネリー。腕のいいシェフ。





タイトル、邦題がぜんぜんダメ~。 全然、結婚決めたワケの話なんかじゃないし。
原題「The Dilemma」は「ジレンマ」


ラブコメって感じではなく、ちょっと風変わりなドラマ。
宣伝にあるような、男性はどんなきっかけで結婚を決めるの?というテーマのものではないし、
どんな時にプロポーズを決めるものなのか?というヒントになる映画でもない。

恋人との結婚に踏み切れない40歳男が、親友の妻の浮気現場を目撃したことで、自身はおろか親友の結婚生活をも危機に陥れていくというシニカルな内容。

自分の親友の妻で、過去関係を1度持ったことのある友人の不倫現場を見たロニー。
直接本人に言わずに、なんとか解決しようと一人ジレンマを抱えながら行動を起こす。
ロニーは彼女の不倫相手のアパートのバルコニーに忍び込み
浮気の証拠写真を撮影することには成功するが、、、、



ウィノナ・ライダーがその不倫妻。
が、夫にも原因はあり、、、。



5/10(52点)




はじめはけっこう退屈。ヴィンス・ボーンが軸で話は展開。
そもそも、親友の後をつけたり代わりに不倫相手の家に押し掛けて写真撮ったりするくらいなら 最初から親友に直接言えば良いのにと思っちゃう。
まぁそれが出来たら話が違ってくるんだけど☆

ジェニファー・コネリーの両親の結婚40年パーティのあたりから
ヴィンス(ロニー)のおかしなスピーチで、場の雰囲気が濁り
映画としての話は少しは面白くなり、、、、


あまりにもヴィンス・ボーンが馬鹿(というか、イカれてて)すぎてドタバタな展開になるところで引きそうに。


半狂乱になって人の家に不法侵入して格闘する様には この映画がお馬鹿映画ならいいけど
そういう割り切った風でもないのに、いきなりやりすぎ~と思えちゃう。


それと、親友ニックが全てを知ってからの展開が普通過ぎてつまらない。
2、3発殴って許しちゃう。引きずらない付き合い方が正解☆
信頼を取り戻していけるかな。

結婚しててもしてなくても、隠し事もなくお互い信頼し合っていけるか?
これはもちろん大事なこと。
それは親友間でも同じで。

いつでも正直にいこうぜ!っていうテーマが根底にある。
だけど、何でも全部話せばいいというものでもない。
知らなくてもいいことっていうのもある。

でもやっぱりその関係に「秘密」があるっていうのはいけないね。
相手が傷つくことは伏せているのが大事なときもあるし、
親友だから、恋人だからこそ言ってあげなきゃいけないこともある。

いい大人になったらちゃんと判断しなくてはね。



それにしてもやっぱりヴィンスってバカでかい男です(笑)



あ、もったいないちょい役でクイーン・ラティファも出演☆


最後の方で、エンジニアのニックがショールームで車をふかして依頼主に新車の構造発表のシーン、
何がどうすごかったのか、伝わらない。

エンディングもあっさりしすぎて内容もすぐ忘れちゃうような作品でした~
うーん、あまりに地味すぎ。 これはDVDスルーで十分だったと思うな


あ、ひとつ 良かったのが音楽


音楽を担当したのは、100作品以上の映画音楽を手がけているハリウッド有数の作曲家、ハンス・ジマ—。
ロン・ハワードとは「ダヴィンチ・コード」、「フロスト×ニクソン」、「天使と悪魔」に続いての起用。

<収録曲>
1. Chelsea Dagger - The Fratellis
2. Detroit Rock City - Kiss
3. Just Saying - The Hold Steady
4. Shes Long Gone - The Black Keys
5. Cosmic Egg - Wolfmother
6. Bomb - Band Of Skulls
7. Ready, Aim, Fire - The Unknown
8. Neon Invasion - Neon Plastix
9. One Week of Danger (EP V) The Virgins
10. Don't Do It - The Band
11. Everything Trying - Damien Jurado
12. Sticks and Stones - Ray Charles


ロニーとニックは大学時代からの親友。現在も共に同じ自動車会社に勤め、お互いに最高のビジネスパートナーとして活躍していた。
大学時代から独身生活を楽しいんでいたロニーも、ようやく結婚を意識するようになり、恋人であるベスにプロポーズをしようと考える。
その矢先、偶然ニックの妻ジェニーヴァが若い男性と浮気をしている現場を目撃してしまう。
ロニーは自分の結婚のこと、親友に真実を伝えるべきかといった様々な迷いが生じることに…





予告編のワンシーンのなかで、ヴィンス演じる主人公ロニーが電気自動車のプレゼンを行っている最中に同僚に、「電気自動車はゲイみたいなもんだ。同性愛者のゲイじゃなくて、親がダンスパーティーについてくるヤツ、みたいな」
と、ゲイという言葉に対して否定的な意味合いで語るセリフが。
このシーンを CNNのキャスターが番組内で取り上げたところ、
同性愛団体「ゲイ&レズビアン・アライアンス・アゲインスト・ディファメーション」が製作スタジオのユニバーサルに対し「ゲイ」という言葉が軽蔑的に使われているとして抗議し、
予告編を劇場で上映しないよう要求したんだとか。




 公式サイト
THE DILEMMA    2010年    アメリカ   111min  
1月14日(金)より、ロードショー




皆様、一段と寒い時期だけど風邪ひかないように 楽しい週末を....




無料動画サイトに押しやられてきた ワンクリックしてくれたら嬉しいな
クリックしてね
←please click