2009年10月、ルイジアナ州バトンルージュの農場で発見された1本の取材テープに残されていたものとは。
悪魔を信じない牧師が行っていた自身のインチキ悪魔祓い(エクソシズム)のドキュメンタリーを撮ろうと
取材に出たまま謎の失踪をとげた撮影隊の記録を基に、
「ホステル」の監督、イーライ・ロスと「ドーン・オブ・ザ・デッド」の製作チームがプロデュースした本作
エクソシストもの、今年で何本目?ってくらいブーム?ですがー。
オカルトもの好きだしイーライ・ロスも関わってるって事で楽しみにしてた
撮影は低予算ホラーでは定着してきたPOV方式。
ドキュメンタリー方式で、最初は数人のインタビューから始まる。
これがまた面白いこと言わないでダラダラしてる印象で冒頭で既に退屈気味に。
おまけにひとつ置いて隣りだったバカップルの、観ながらのお喋りが止まらない。
家でビデオ観てるんじゃないんだからね
我慢してたけど良い所になりかけたのでさすがに言ってやった「ちょっと!うるさいんですけど!」
男の方は「すみません」て言って静かになったから良かったケド。
当り前の事注意する方だってイヤな気分。常識ないことやめてほしい
さて、話がそれたけど本題。
そんな事で、これを最後の悪魔祓いにしようとインチキ牧師ご一行が車で向かった先は1軒の田舎の農家。
手持ちカメラが追うのは、父親と兄と暮らす16歳の少女ネル。
一見、フツウの可愛い少女なのだが 次第に異変が、、、!
インチキカリスマ牧師、コットン・マーカスに
「理想の恋人.com」などのパトリック・ファビアン。
兄役に「X-Men ファースト・ジェネレーション」に出演のケイレブ・ランドリージョーンズ。
監督はドイツ出身のダニエル・スタム。
悪魔の存在を信じる、信じないの問題をドキュメンタリー方式で捉えた映像によって証明するという試み。
5/10(52点)
ちょこっとネタバレあり
作品の印象としてはオカルトというより、普通の低予算ホラーに近い。
前半のインタビューは見せるより会話を読ませるという感じになるので
怖くないわけで、そんなことはいいから早く何かみせてよとじれったくなる。
インチキ臭いと思ってたインタビュアーの牧師は、家の家具に糸つけたり
十字架に仕掛けをして煙を出すようにしてたり、それで依頼者からお金を巻き上げるという姑息なことをしている。
パフォーマンス中。
それをもドキュメンタリー式なのでわたしたちに見せ、ちょっと変わった悪魔祓い映画だなと思ってると
30分くらい経った頃か、少女がおかしくなってくる。
死を予告する絵を描いてたり(ホラーの定番)、
夜中に夢遊病のように出歩いてたり、動物を殺したり、人に突然襲いかかったり。
効果音がなかなかよくて、びっくりさせる箇所が2カ所ほどあった。
適度な怖さで良かったシーンを挙げてみると、、、
- 少女の悪魔祓いを終えけっこう離れたモーテルに移動したあと、いきなり何故かネルがいた。
- 物音がするので2階の部屋に行くと高い棚の上にいた
- 夜中に人形を入浴させてた
- 首ボキボキ
- 開脚
- 悪魔の赤ちゃん(ここに至ってはもう 呆れるというか 「でたーっ」 笑)
スモウ?
ぐきっ
moviewalker plusさんがその衝撃映像をまとめてくれてるので
興味ある方は ココ
純粋な16歳処女のはずが、何故か妊娠していた。
精神病か、それともホントの悪魔憑きか
再度、悪魔祓いを頼むも断られた父親は自分でやると、銃を用意、、、、
牧師さん、信じた時にはもう手遅れ。
乗移った悪魔は女の悪魔で、声も怖くない。
今更ホントの悪魔祓いを開始しようとする。
ラストはネルが描いたイラスト通りの結末へと向かうのか?
夜、消えたネルを追いかけて行った先では、火を焚いて何かの儀式が行われていた!
そこには知人の神父や縛られたネルの父親、中央には横たわったネル。
カメラが捉えたのは悪魔の赤ちゃんを取り上げた瞬間。
こうして書いてるとけっこう面白かったように思えるんだけど
観てる時はあんまり。怖さも足りないし、話としては古典的。
ただドキュメンタリーとしてインチキ牧師がカミングアウトのためってところが変わってるかな。
しかし 衝撃の出産シーンのあと、追いかけられ殴られバッドエンディングでぶっつりジ・エンド。
というのには、なーんだ。感が残る。「パラノーマル・アクティビティ」よりまだましだけど。
観た直後はニコちゃんがリメイクしたカルト映画「ウィッカーマン」のラストを思い出しちゃった
オカルトファンというより、単純に低予算ホラー好きな人、
ちょっとヘンなホラーが観たい人はどうぞ。でもこれはDVDで十分だな。
そうそう、この映画、去年Twitterで見つけて盛り上がった
良く出来たどっきり仕掛けのプロモーション映像のだったの!この映画のだったとは☆
ルイジアナ州バトンルージュ。聖職者の家系に生まれたコットン・マーカス牧師は幼い頃から日曜日の説教を行い、“悪魔祓い”(エクソシズム)を何度も行っ てきた地元の有名人だ。彼は今、“悪魔祓い”の真実を追うドキュメンタリー映画の製作への参加を決意し、映画などでも描かれたその儀式 が、手品のようなトリックによる一種のショーであり、実際には何の効果もない詐欺的行為であることを、カメラの前で暴露しようとしていた。悪魔の存在を信 じない彼は、自分が行う儀式の舞台裏を撮影させることによって真実を白日の下にさらそうとしていた。それは、これまで47回儀式を成功させてきたコットン の最後の“悪魔祓い”となるはずだった。だが、依頼を受けた郊外の農場で彼と撮影隊を待っていたものは、悪魔が間違いなく実在することを証明する、超常現象の数々だった…。
The Last Exorcism 2010年 アメリカ 88min
10月8日より公開中~
「ホステル」とタラの「イングロリアス・バスターズ(出演)」も4649
中央、ネル役のアシュリー・ベル。 右、イーライ・ロス。
こんなの撮っちゃって呪われないのかな(笑)
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