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MAMA/MAMA ギレルモ・デル・トロ製作

2014-09-02 11:50:48 |  DVD,CS,Netfilix,機内鑑賞

 

 

製作総指揮、「パンズ・ラビリンスなどのギレルモ・デル・トロ。

監督/脚本/原案には、これが初監督となるアルゼンチン出身の新人、アンディ・ムスキエティ。

2008年に発表した短編がギレルモ・デル・トロの目に止まり、

これを気に入ったデル・トロが自ら製作総指揮を務めてハリウッドで長編化。

無名監督の長編デビュー作にもかかわらず、全米で初登場1位に輝く大ヒットを記録したホラー。

 

 精神を病んだ父親ジェフリーによって深い森の山小屋に置き去りにされた幼い姉妹。

5年後、2人だけで奇跡的に生き延びていた姉妹はジェフリーの弟ルーカスによって発見され、

彼と恋人アナベルのもとへと引き取られるが…。

 

寂しい森の中の家で見つかったふたりの少女。死んだと思われていた彼女達は、野生児と化してふたりだけで生きていた。

幼い子供が、どうやってこれまで生きてきたのか...? 

彼女達を保護した後、医師達はふたりが「ママ」の妄想を抱いて生活してきたことを知る。

しかし、空想の人物だと思っていた「ママ」は存在していた。母性を究極に歪めた邪悪な姿をして...。

 

 ゆがんだ母性愛を持つ霊の狂気


 

観る前、ジェシカ・チャステインが出演だからてっきり「ママ」役かと思ってたら

ん?いつまでたってももったいぶって「ママ」がでてこない。

出て来たけどえーこれは違う

 

 

どこにでてるのさ?と思ってたら

何とタトゥーまでしてる彼女アナベル役だった! 黒髪ショートで全然違うからわかんないわこれ

 

 

 二人の子供の叔父には、北欧のイケメン俳優、ニコライ・コスター=ワルドー。

 トムちんの「オブリビオン」や、ノルウェーのおすすめ映画「ヘッドハンターにもワイルドな男で出演。

本作では、父親と叔父の二役。

 

 

 

子供たちが慕う、得体の知れない「ママ」の正体とは

そしてその目的とは

 

 

 

6/10(68点)

 

途中まではすごく面白かったんだけど

ラストがへんなCGが多用でちょっと残念。

「ママ」の存在理由や、子供たちに近づく理由がありきたりすぎで

よくあるパターンなので読めるし、驚きも怖さもないのが残念だけど

まぁ観てる間、(ラストまでの間)は近年のホラーの中でもわりとよく出来てるほうだし

なかなか出てこない「ママ」や怖さの演出も、雰囲気も全体的なブルーなほの暗い感じも秀逸なほうかな。

怖がりな人はそこそこ楽しめると思う。

子役の子のちょっとおかしくなった演技力もたいしたもので不気味さをそそる。

やけに叔父の彼女がフューチャーされてるなーと思ったら

それがジェシカ・チャステインだったのにはびっくり。

確かにただの彼女にしとくのはもったいないくらい さすがの演技力でしたけど。笑

 

見えそうで、みえない。出てきそうで出ない。のはホラーでは定番。

 

(例1)

…あれ、確かに音がしたのにいない…。

 

(例2)

 

…あれいない 誰かぜったいいたのに…。

 

 

ホラーとは言っても、ギレルモ・デル・トロさん関わってるということで?

母性をテーマにもした、ちょっと切ない系。

(「パンズラビリンス」とはちょっと違うけど)

気になる方、秋の夜長のホラー鑑賞にぜひ

 

映画『MAMA』予告編

 

 MAMA               2013年     アメリカ    100min

映画よりポスター、怖すぎる。

 

 

プレミアにて。

ジェシカさん、普段はこれだもんね。本作では見事に化けました。

ジェシカ・チャステインファンはお見逃しなく