霊感を持つ現役NY市警巡査部長、ラルフ・サーキの手記「エクソシスト・コップ NY心霊事件ファイル」を
実録オカルト「エミリー・ローズ」や、イーサン主演のホラー「フッテージ」の
スコット・デリクソン監督で映画化した異色実録ホラー。
ってことと、夏には一切ホラー公開なく、久々のホラーで期待してました
(ただし、製作はジェリー・ブラッカイマー)
その特殊能力=勘が働くゆえに不可解な心霊事件に遭遇してしまった主人公が、事件解決のために
敵となる悪霊に立ち向かう
刑事もの+悪霊退治=その名も、エクソシスト(刑事)デカ
邦題、原作そのまま「エクソシストコップ」 にすればよかったのに。
ウィル・フェレル出てるコメディなら間違いなく「俺たち、エクソシストデカ」とつけたいところですが
これはれっきとしたオカルトホラー
主演のラルフ・サーキにエリック・バナ。妻子あり。
妻に、オリヴィア・マン。
元ジャンキーなセクシー神父にエドガー・ラミレス、オリヴィア・マン。
神父らしくないのが本作神父のウリ。
無鉄砲で息合う相棒に、「テッド」にも出てたジョエル・マクへイル。
6/10(62点)
怖さレベルは3/5 怖いの苦手な人が観たらちょっとは怖いかな。
この監督、怖さの演出はお手の物だけど、
以前の作品「エミリーローズ」や「フッテージ」(上記にリンクつけました)
の方が怖さは断然。今回は全然怖くないけどオカルト系の演出は巧い。
死体もリアルだし。
猫の惨いシーンがチラッとあるのでそういうの苦手な方は要注意。
子供のこのフクロウのぬいぐるみが少しづコロンと転がって近づいたり。
最初から出てくる、ライオンいる檻に赤ちゃん投げ込む女はどうみても
素人から観ても何か憑いてるってわかるだろーとツッコミ入れたくなるが。
キャスト、主演のエリック・バナより個人的にはセクシーな神父と、やんちゃな相棒が魅力的。
途中まではなかなかまぁまぁ面白いんだけど、内容が間延びしている。
眠くもならないしそこそこ観てる間は引込まれたけど
もう少し衝撃が欲しいし変わった展開がないと。
実話ベースだから信じるかどうか、脚色もあるとは思うけど。
オカルトものだから、憑依したものとの対決シーンはつきもので
神父が戦うシーンは必ずあるけど、今回のようにこんな神父だったらわたしでも出来るんじゃってほどで
撃退の文面読み上げ、聖水に十字架あれば簡単に倒せるのかというほど
あっさりと倒しちゃった。
ラストがかなり物足りない。
死なないで欲しかったけど当然やられる相棒が死んだだけで
妻や娘も神父もぜんぜん無事で。
ってことで
憑依された者の恐ろしさの描き方が足りず、惜しいな。
映画『NY心霊捜査官』怖すぎる本編映像
ニューヨーク市警のラルフ・サーキ刑事は、動物園で女が我が子をライオンの檻に投げ捨てる事件や、男が妻に暴力を振るうDV事件に遭遇する。どちらの事件 も、加害者は何かに取り憑かれたかのような異常な振る舞いをしていた。捜査を進めるサーキは、誰にも聞こえない音が聞こえ、自分だけに見えてしまう何かが あることに気づく。そんなサーキの前に神父のジョー・メンドーサが現われ、別々と思われた一連の事件の背後に悪霊が関わっていると指摘する。そして、サーキに備わっている特別な能力“霊感”を使って悪霊に立ち向かえと助言する。最初は半信半疑のサーキも、次第に悪霊の存在を実感しついに霊感を使った心霊 捜査を開始する…!
DELIVER US FROM EVIL 2014年 アメリカ 118min
9月20日より、公開中~
プレミアにて
バナさん主演なのにいつも端で控えめ。右から三番目、ブラッカイマー。
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