Soopllofeiv の日常

管理人soop視点の奇妙な現状

毛深い男

2020-11-12 17:54:01 | Weblog

職場で洗濯しようとして洗濯機を使おうした

刹那小柄の男が怒ってきて

僕の洗濯物をだした

本人曰く新米が洗濯機をつかうのは生意気だという

僕は頭がおかしい男だと思ったから

スルーした

その次の日先輩からその小柄の男と喧嘩したんだなといわれた

僕はいいえと言ったそしたら今度はそいつと仲直りしろという

それからはその小柄な男と僕はむりやり友達にさせられた

小柄な男の名前はIという元自衛隊員で

何故か転職してこの職場にきた

理由はなんとなくわかる

性格が曲がっているからだ・・

 

Iの概要

妹がいる 定期的に家族で富士山に登っているらしい

すごい毛深い、手が毛ガニみたいだ 胸毛と背中にも毛が生えている

風呂場ではいつも剃刀まけして顔が血だらけになる

風呂を恥ずかしがらない

34歳独身

 

嫌々付き合っていたがそんなに悪い人ではなかった

中国の格闘映画(ブルースリーとか)が好きな人で

映画もつきあって見に行った

映画を見に行ったあとでIは

必ず喫茶店のコーヒーを奢って呉れる

そんなIとも別れの時が来た

僕が異動することになったからだ

Iは僕が異動することになんとも思ってなかった

結局なんの気後れすることなく僕は異動した

それから・・・15年くらいたったある日

Iが結婚して子供が3人いることが分かった

僕は当時の事を思いだして笑ってしまった

「へーあのひともやるときはやるんだな」

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学校に間に合わない

2020-11-12 17:28:50 | Weblog

詩:石川浩司

百万階の建てのビルディングの建設

階段だけしかない それだけのための建物

ライト兄弟の飛行機が何百台も 赤とんぼの様に横をすり抜けてゆく

夢うつつ作業現場 鉄のぶつかり合う音

建築の快感 目的の遂行

 

みたな 僕の思い出

君は今日 川にどぶんと落ちるよ

僕は 草のしげみでッ教科書を探してる

教科書がみつからない 学校にまにあわない

ノートもどっかいっちゃった 先生に怒られる

 

校長先生一同が校門のところで重たい扉を閉めようとしている

僕の姿をみるとカウントダウンまではじめました

10.9.8.7あー走れない走れないよ入れてくださいっ学校の中へ

6.5.4.3.2瞬間セーフセーフと思ったとたん

急に何も聞こえなくなって原爆や水爆やら虹の様に降り注ぎ

はッと気づくと僕の周りには

先生や友達や学校の建物、重い校門も

なーんにも消えて無くなっちゃって、

一人ぼっちの廣野の真ん中で

何をしたらよいか判らない僕は

ずっとそこで立ってましたとさ

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