職場で洗濯しようとして洗濯機を使おうした
刹那小柄の男が怒ってきて
僕の洗濯物をだした
本人曰く新米が洗濯機をつかうのは生意気だという
僕は頭がおかしい男だと思ったから
スルーした
その次の日先輩からその小柄の男と喧嘩したんだなといわれた
僕はいいえと言ったそしたら今度はそいつと仲直りしろという
それからはその小柄な男と僕はむりやり友達にさせられた
小柄な男の名前はIという元自衛隊員で
何故か転職してこの職場にきた
理由はなんとなくわかる
性格が曲がっているからだ・・
Iの概要
妹がいる 定期的に家族で富士山に登っているらしい
すごい毛深い、手が毛ガニみたいだ 胸毛と背中にも毛が生えている
風呂場ではいつも剃刀まけして顔が血だらけになる
風呂を恥ずかしがらない
34歳独身
嫌々付き合っていたがそんなに悪い人ではなかった
中国の格闘映画(ブルースリーとか)が好きな人で
映画もつきあって見に行った
映画を見に行ったあとでIは
必ず喫茶店のコーヒーを奢って呉れる
そんなIとも別れの時が来た
僕が異動することになったからだ
Iは僕が異動することになんとも思ってなかった
結局なんの気後れすることなく僕は異動した
それから・・・15年くらいたったある日
Iが結婚して子供が3人いることが分かった
僕は当時の事を思いだして笑ってしまった
「へーあのひともやるときはやるんだな」