地球の動物、植物そして微生物は数十億年以上にわたる
複雑に絡み合った相互作用を通じて
ともに進化を遂げてきた
世界の生態系はそれぞれが特定の住人たちを生かし続けるために
注意深くバランスをとっているのだ。
しかしそこに自然の意図しない植物や動物が紛れ混むと
途端に大混乱が始まって仕舞う
種の個体は食料や空間を求めて競い合う
動物はお互いに狩ったり狩られたりし、微生物はほかの
動物や植物と共生したり、それらに寄生したりする
こうした相互作用が時を重ねるうちに多様な生命を擁する
生態系は築きあげられてきた
では、バランスの取れた生態系に侵入者が入り込んできたらどうなるか?
侵入者が捕食動物や成長の速い植物、あるいは病原微生物だった場合
やすやすといまある生態系内に獲物を見つけるだろう
何しろそこで暮らす生命体は、進化の過程で侵入者にたいする
手段をいっさい身に着けていないのだから
捕食習性を阻止する手段を持たない環境内で侵入者の個体数は
急増しかつてのバランスを保っていた
生態系は崩壊に向かってゆく
soop「日本でも外来種は問題になっているよ」
soop「ジャンボタニシとかブラックバスなどね」
ファーファ「僕も外来種カナ」
soop「君のモデルは絶滅危惧種だね」
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