Soopllofeiv の日常

管理人soop視点の奇妙な現状

大型種②

2018-06-27 16:38:42 | Weblog
キバナツノゴマ(学名 : Ibicella lutea)は、被子植物の種であり、英名は、devil's claw(悪魔の爪), unicorn plant(ユニコーンの植物), martynia, proboscis flower(テングの花), and ram's hornと呼ばれている。それは砂漠地域などの乾燥した条件で育つ。本種は、南アメリカに自生しているが、アメリカカリフォルニア州のセントラル・バレーを含む世界の様々な半乾燥地域で外来種として定着している。キバナツノゴマは、不快な香りを持つ。表面の大部分にわたって短い腺毛を生成し、粘着性の分泌物で覆っている。昆虫は、その分泌物に捕らえられて死滅するが、キバナツノゴマは消化酵素を持っていないため、昆虫から栄養素を吸収しない キバナツノゴマは原始の食虫植物(虫を捕えるが食虫植物に成りきれていない植物)であると考えられる。devil's claw(悪魔の爪)の名は、2つの爪を持つさやの形状に由来する。サヤについている鋭い爪は、大型動物に引っ付くことにより、種を散布する方法として機能している
キバナツノゴマは、華やかな花と好奇心を引くさやをつけることから観賞用として栽培されている[4]。 若い果実は、ピクルスにして食べられている ネイティブ・アメリカンは、そのさやをかご細工に使用する黒の染料の原料や道具として利用している


                                  wikipediaより引用


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Ibicella lutea

 概要

 食虫植物の古い書籍にはこの種は紹介されてはおらず1989年に食虫植物に仲間入りした新米の種です
植物のそもそもの発見は1825年で南米原産のツノゴマ科の植物です
ツノゴマ科の植物は葉全体が、毛におおわれるのが特徴ですが3属20種類あるもののうち
唯一粘液を分泌するのが この Ibicella luteaだけなのです モウセンゴケやムシトリスミレなどは
その科に属する植物全体が食虫植物であるのに対して、イビセラに関しては例外で Ibicella luteaのみが
粘液を分泌し、食虫性を有しています

その植物体は大型で茎も太く花も大型で綺麗ですが、開花後の果実の形状が2本の鋭いとがった形状になるので
悪魔の爪等と呼ばれており海外ではデビルズクロー~ユニコーンプランツと呼ばれています
下手をすればけがをすることもあり、室内で保管したりオブジェにする場合は子供の手の届かないところに
置いたほうが良いでしょう

 また この種は有害な雑草として種子の売買は勿論 栽培自体を禁止ている国が存在します

 裂開した乾燥果実は硬く、先が鉤爪の様に湾曲して鋭くとがっているのでこの果実を食べたヤギが
内臓損傷を起こして死んだり この果実がヒズメに食い込んで歩行困難になった動物もいるそうです
また動物たちの獣毛にでも絡まりつくとなかなか取り除くことができず困り果てることが容易に想像できます
このように動物たちから恐れられる存在であることから"悪魔の爪"と呼ばれるようになったと思われ
この果実は旅人にも嫌なもので、"旅人泣かせ"とも呼ばれます。

 育て方

 繁殖力はとても強く、世界中に帰化しています 日本では帰化した話は聞かれませんが
南国・暖地では帰化する可能性が高いので注意したほうがいいと思います
千葉の館山では、畑に植えても問題なく生育したそうです
 栽培自体はとても易しく食虫植物の栽培というよりも
カボチャやキュウリなどの野菜を育てるのと方法は同じです つまり腰水は不要であり、
大きく育つので鉢も5号以上の大鉢か庭に地植えしてもよく育ちます
肥料も必要で油粕や化学肥料を加えるとさらに巨大化します
そして この植物はとても臭いですがなにか理由があるのかもしれません

 アプローチ

種から育てるのが一般的で、用土は畑で使うような普通の土で2~3号程度のビニールポッドに1粒づつ播種し
覆土はしません 1~2カ月で発芽し、苗は驚くほど速く成長し苗の高さが15~20cm程度に生長すると
開花に至ります また苗の段階で畑に地植えすると恐ろしく大きく成長します普通の畑に地植え出来るのは
この植物だけでしょう


 soopと Ibicella lutea

悪魔と仲の良いsoopは今から約15年ぐらい前
にこの植物の乾燥した果実を知り合いから
譲り受けたが果実を棚に飾るだけで
当時栽培するに至らなかった

育てなかった理由

1:知識不足
2:巨大種であること
3:捕食の様子が想像できなかったから



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