soraとお散歩

日々のあれこれ、お気に入りのあれこれ、
心に沁みたあれこれ....人生の彩りを記してます。

泰山木(たいざんぼく)

2008-07-01 | Weblog
梅雨の季節に咲く花です。会社の中庭に植えている樹高5mぐらいの常緑樹です。
私の好きな木なので、この会社を建てたとき、社長に頼みシンボルツリーとして
植えてもらいました。
もう18年になります。
高校生の時、校舎の2階、家庭科室の窓の下で出会いました。
午後からの家庭科の授業は眠たくて、眠たくて
よく窓の外を眺めていたら、つややかな、緑葉のなかに真っ白な大きな花を見つけたのでした。そしてそれが、多感な少女の胸の中にも6月になると咲くように
なったのです。
人生のなかで、もっともピユアな時期だったかも.....。

最近、夫の引き出しで見つけた一編の詩があります。それは親友の方から送られて
きたものでした。


       青春
           
             サムエル.ウルマン

  青春とは人生のある期間ではなく、心の持ち方を言う
  薔薇の面差し、紅の唇、しなやかな肢体を言うのでなく
  たくましい意思、ゆたかな想像力、炎える情熱を指す。
  青春とは人生の深い泉の清新さをいう。

            
            

  頭を高く昂げ、希望の波をとらえる限り、八十歳であろうと
  人は青春のままにある。


この詩を読んだらドローンとした心の中を爽やか風が通りすぎていったような
気持ちになりました。
   私も青春を取り戻さなければ