soraとお散歩

日々のあれこれ、お気に入りのあれこれ、
心に沁みたあれこれ....人生の彩りを記してます。

空と俊

2009-05-14 | Weblog
俊が寝そべっていると、空は必ず、ペロペロ俊を舐め回す。
舐めて、止めて、また舐めて....空は自分が飽きるまで続ける。
じっとなすがままの俊。

お隣のピエールロンサール

2009-05-14 | Weblog
夕べは娘が出かけており、久々に息子と二人の夕食をした。
私と息子、俊太郎は食の好みがとてもよく似ている。
わたしの体調がすぐれないとき、会社の仕事が忙しかった時、俊は必ず言う
「お母さん、今夜、ボクご飯いらないよ」
とにかく、すべてにおいて母である私に気遣いしてくれる。
自分の気持ちを後ろに隠して、まず、母親の気持ちを先に考えてくれるのだ。
なんでも、ホントになんでも手助けしてくれる。
有難い息子です。
神様がこんな頼りない私につかわした天使だと思うときがある。
このおおきな天使は人とのコミュニケーションが不得手で、善悪をはっきり言って
心がピュアすぎて、付き合いにくい。
小さな蟻が彼の天敵で、蟻が出没するこれからの季節は頭が痛い。
どうぞ蟻さん、うちの近くに来ないで!と祈る。
俊は天神の街をぶらぶら歩く人ではない。行くのは、本を買いにいくか、ライブハウスに行くときかな...。
この前、友人と食事をしていたら、若い男の子のグループが入ってきて楽しそうに
ワイワイガヤガヤとしていた。
ふっと、彼らがうらやましくなった。
これが普通の、私が思う普通の若者たちだった。おそらく俊には無縁だろう。
友人に「うちの息子にはこんなありきたりさは無いの、俊はわたしがちょっと
食事の後にテレビ見ている間に食卓、台所を片付けてしまう子、わたし、勿論
助かって感謝しているけど、こんな子供たちが少しうらやましい、」
そう言ったら、友人が
「そうね、片付けが上手でも、なんにもならないね」
......................うーんムカっ
わたしがワルイ、わたしが求め過ぎ、人はみな違うのだ、
俊はわたしにはもった無いくらいの素晴らしい子供です。
会社の私のデスクの横、誰も気づかないような所に掛けている私のお気に入りの
カレンダーを毎月替えてくれている、そのことを一言も言わない、母はそのことにすぐに気づかない、
優しさはさりげなく.....そんな息子を大切に思う。