soraとお散歩

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メールと電話と言葉

2010-07-14 | Weblog
7月14日(水)

一つの事柄をその人は「大切」と思い、わたしは「普通」と思った。
「そのこと」をお互い、同じ高さで、同じ目線で、同じ価値観で感じあうことが
できたらいいけど、親子、友人、知人関係で、なかなかうまくいかないことが
多い。

以前、あることをメールで連絡したら、「こんな大切なことをメールだなんて...」
と、指摘された。
電話で伝えたときも、「こんなこと電話で済ますの」と、言われたことがある。
それぞれ別の人からだ。

「ええ~~、ナゼ、どうして?」と、私は思い、そのときは彼女達の思いが
「大切」という思いが理解できなかった。

メールと電話と言葉、みんな伝達の手段だ。

最近、どうしても娘に伝えたいことがあった。
親の思いを彼女の心に刻みたいと思った。
どのようにして伝えるか、悩んでいたとき、ラジオで聞いた一言、「言葉で伝える」
大切なことは「言葉」で相手にとどけよう.....
ありふれたことではあるが、そのとき、私の心に深く沁みた。

私が思う、「大切なこと」は、娘にとってはなんでもないことかもしれない。
しかし、今、彼女に伝えなければ、親としてわたしは逃げたことになる。
私との話し合いをいつも避けているあの娘に、いつ、どんなふうに、話そうか...
わたしの魂の言葉を伝えなければならない....

そんなことをずっと考えていたら、以前のことを思いだした。

その人が何を大切に思っているか判断するのは時々難しい。
ケースバイケースではあるが、これからは、なるべく言葉を届けようと思う。

先日、娘に思い切って話しかけたら、ちゃんと聞いてくれた。
わたしの言葉は届いたと信じたい。