レイモン・ブラン

柔らかな茎をやさしく伸ばしてちいさな風のそよぎにも

ゆらゆらゆれる。

私はわたし

今朝も6時半から庭の子供たちに声をかけてまわる

みんな平等にと思うけど、いっぱいえこひいきしていると思う。

このバラはもう何年も前から人目に立たない（私の）とこにいた。

いつ咲いたのかもあまり記憶が残っていないから多分いつもうどんこ病や黒点病で

やせて命の謳歌などしたことがなかったかも知れない....そんな気がする。

夏の一ヶ月、毎朝この子にも背をかがめて手を伸ばし液肥を皆んなと一緒にあげてきた。

すると、どうだろう

しっかりした葉が多くなり赤い花だ咲き出した。

今朝はあまりにもその存在が際立って美しかった。

名前は忘れてしまった....赤いバラ。切り取ってテーブルにおいた。

しばらくあなたを見つめていよう。