毎朝8時ごろ園長先生が迎えるにくる
それまでは化粧しているワタシの足元で寝そべっている
「そら~」この一声でしっぽふりふり玄関へ急ぎ足
会社から戻った午後7時、もしくは8時ごろワタシが迎えにいく
玄関で迎えてくれる
しかし、帰るそぶりは一切なし
鳴きながらからだを園長先生がいるリビングに戻しつつ家の中に誘う
「空ちゃん、帰ろう」
唸り声をだし、園長先生にしがみつき必死の形相になる
手をだしたら噛まれそうな気配(実際、噛まれたけど)
こんなやりとりが日々続き いつからだろう...
午後10時ごろ園長先生に抱かれて帰ってくる
わたしの顔を見るとまた唸り声でばたつくから
窓から放り込まれる
窓が閉まると一気に抱きついてきて顔をぺろぺろ舐めてくる
「空ちゃん、ねんねしよう」
自分のベッドにいき寝てしまう
ワタシは空にとって2番目の「やさしいおばちゃん」なんだろうな、きっと...