soraとお散歩

日々のあれこれ、お気に入りのあれこれ、
心に沁みたあれこれ....人生の彩りを記してます。

植物男子 ベランダー、NHK BS

2014-06-04 | Weblog
今夜はカルセオラリアの巻

ほのぼのと良かった。
別れた奥さんの元で暮らしている息子が
お父さんのマンションに訪ねてくる。
訥々と弾まない会話、
でも、そこ儚く漂う親子の雰囲気がいい。
何か悩みを抱いてそうな息子に、
察知しながらも何も聞けないお父さん。
ベランダで花を育てている父親は
植物には強く出れるけど人間には奥手。
新しく買ったカルセオラリアの花に引っ掛けて、
悩んでいる息子に言う、
「これなー、カルセオラリアって言うんだ、面白いだろ」
「金魚みたいだな」
息子が小さかった頃の縁日の金魚すくいの思い出の会話が生まれる。
お父さんはカルセオラリアの花を触りながら、
「空気が入ってるんだ、お前も一杯空気を吸え、空気いつばい吸って、遊びでもなんでも好きなだけやってみろ」
*・゜゜・*:.。..。.:*・'(*゜▽゜*)'・*:.。. .。.:*・゜゜・*
家に帰る息子、見送る父親、
息子は振り返り大きな声で言った
「オヤジー、俺空気いつばい吸ってでっかくなるから」
「気を付けて帰れー」
「わかってる、ガキじゃないんだから」
*・゜゜・*:.。..。.:*・'(*゜▽゜*)'・*:.。. .。.:*・゜゜・*
二人は最後の別れのように大きな声を
あげている、また直ぐ会うのに......

最後のナレーション良かったなぁ
延々とストーリーを書いてしまったなぁ

いとうせいこう氏の原作、良かった
キャストもとても良かった。


うちの工場

2014-06-04 | Weblog
ベランダから泰山木の花を撮っていたら大粒の雨が落ちてきた。
あわてて中へ。
この入り口から入ると1階の工場が丸見えだ。
花が撮れなかったから、うちの工場をぱちっと。

通りかかった社員に何を作っているのか聞いたら
ビルの外壁に貼り付けるパネルとのこと。
うちの会社は、ゼネコンさんの直下請けで、大きな病院や、学校や、商業施設などなどの
金属工事を受注してこの工場で製作、それを現場で職人さんが取り付けていきます。
そういうのを生業としています。

何年か前、教会の屋根の上の十字架を工場から搬出していくところを
見たことがあります。
鋼材を加工して、図面通りに製作組立てられ、磨かれて、生まれた場所を
出ていきました。
十字架は教会で命を吹き込まれて人々の篤い信仰の支えになるんだろうな....
と思ったとき、この会社を誇らしく思ったことがあります。