先日は、中学３年生のＳちゃんの最後のレッスンでした。
Ｓちゃんは、小学３年生からピアノを習い始め、およそ６年間通ってくれました。
一般的に言うと、３年生からピアノを習い始めるのは、少し遅いのかもしれません。
世間では、ピアノを習うなら、４歳から～とか、
絶対音感が身に付くのは４歳まで～等と、
いろいろな意見が飛び交っているからです。
しかし、果たして４歳から始めるのがベストか？というと、
そうでもないな～というのが、私の意見です。
ピアノを習いたい！と云う自覚が無い、幼い時から習うより、
Ｓちゃんみたいに、自分の強い意思で習い始める方が、上達が早いように思います。
確かに、【絶対音感】は身に付かないかもしれませんが、
【相対音感】が身に付けば、充分ではないでしょうか。
Ｓちゃんも、無理なく上達して、
中学１年生の時には、校内の合唱祭で、見事に伴奏を担当しました。
大きなホールに、ピアノが美しく響いて、本当に上手に弾けました！
Ｓちゃんは「高校生になったら、また習いに来たいです。」
と言ってくれたけど、そして、本当に来てくれたら嬉しいけれど。
Ｓちゃんの人生に、ピアノが彩りを添えてくれたら嬉しいな～と、
ららみ先生は思っています。
