ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

ベートーベンとお友達

2016-06-10 | 音楽&ピアノ

最近、ベートーベンばかり練習しています。
今練習しているのは、ヴァイオリンソナタと、チェロソナタ。
正式名は『ピアノとヴァイオリンのためのソナタ』と『ピアノとチェロのためのソナタ』なので、
どちらも、ピアノのパートが充実していて弾き甲斐があるのです。

中学と高校の時に、ベートーベンばかり練習していたせいか、
しばらくの間、そう、数十年間は、ベートーベンを弾くのが苦痛でした。

ところが、十年近く前に、ベートーベンのヴァイオリンソナタを弾く機会があり、
それ以来、すっかりベートーベンの虜になってしまったのです。

ベートーベンは、交響曲第5番『運命』に代表されるように、
苦悩の人、力強い精神力の人、と云うイメージを持つ人が多いと思います。
しかし、生身のベートーベンは、非常にロマンチストで、
繊細な性格だったのではないでしょうか。

メロディーの中に、その片鱗を見つけた時は、
うんうん、分かるよ~と、まるで友達みたいな気持ちになります。

200年以上前に作曲された音楽を通して、
ベートーベンと友情を育むことができるのですから、
やっぱり、ピアノが弾けるって素晴らしい!

コメント

メッセージ

メッセージを送る