ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

やれば伸びる子

2016-06-25 | ピアノ教室

今日は、Cちゃんのレッスンでした。
Cちゃんは、今年の春から女子高校生。
練習はしないけど、機嫌よくレッスンに通って来ます。

4月頃だったでしょうか、Cちゃんが教えてくれたことがあります。
「やれば出来る子、と言うより、やれば伸びる子、と言った方が
言われた方は、やる気が出るそうですよ。」

ふ~ん、そうなんだ~

何か心に残ったので、レッスンの時に
「○○ちゃんは、やれば伸びる子だから、頑張ってね。」
と、生徒さん達に言うようにしました。

そうすると、不思議とみんな、表情が和らぐのです。
その違いは何だろう~と、少し考えてみました。

確かに「やれば出来る子」と言うと、その中に
「今は全く出来ないあなただけど、やれば出来るんじゃないの~」
と云うニュアンスが含まれているような気がします。

しかし「やれば伸びる子」と言うと、その中には
「今も、充分出来ているけど、もっともっと出来る可能性がありますよ」
と云うニュアンスが含まれているような気がします。
つまり、その子の、今も未来も、全て肯定的に捉えている印象を与えるのです。

確かに「やれば伸びる子」と言われた方が、断然嬉しいかも!

う~ん、言葉って、奥が深い!
ちょっとした言い方次第で、受け止める方の印象が変ってくるのですから。

Cちゃん、良い言葉を教えてくれてありがとう!

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