今日は、Cちゃんのレッスンでした。
Cちゃんは、今年の春から女子高校生。
練習はしないけど、機嫌よくレッスンに通って来ます。
4月頃だったでしょうか、Cちゃんが教えてくれたことがあります。
「やれば出来る子、と言うより、やれば伸びる子、と言った方が
言われた方は、やる気が出るそうですよ。」
ふ~ん、そうなんだ~
何か心に残ったので、レッスンの時に
「○○ちゃんは、やれば伸びる子だから、頑張ってね。」
と、生徒さん達に言うようにしました。
そうすると、不思議とみんな、表情が和らぐのです。
その違いは何だろう~と、少し考えてみました。
確かに「やれば出来る子」と言うと、その中に
「今は全く出来ないあなただけど、やれば出来るんじゃないの~」
と云うニュアンスが含まれているような気がします。
しかし「やれば伸びる子」と言うと、その中には
「今も、充分出来ているけど、もっともっと出来る可能性がありますよ」
と云うニュアンスが含まれているような気がします。
つまり、その子の、今も未来も、全て肯定的に捉えている印象を与えるのです。
確かに「やれば伸びる子」と言われた方が、断然嬉しいかも!
う~ん、言葉って、奥が深い!
ちょっとした言い方次第で、受け止める方の印象が変ってくるのですから。
Cちゃん、良い言葉を教えてくれてありがとう!