昨日のNHKの情報番組『あさイチ』で、発達障碍の特集がありました。
療育方法のひとつとして、国際的に最も用いられている
【ABA(応用行動分析)】が紹介されていました。
【うまく出来たら、すぐに褒める】
【課題を、細かいステップに区切って教える】
【困難な課題には、ヒントを与えて手助けをする】
【主導権を渡さない】
など、ピアノの指導にも、すぐに応用出来る療育方法なので、
興味深く見ました。
また、小児科医の平岩幹男先生の提案として、
【お手伝いをさせる機会を多く与え、
親が「ありがとう」を言う場面を沢山作ると良い】
等、子育てだけではなく、人間関係や家族関係一般に通じる、
良いアイディアも教えて頂きました。
そして、平岩先生は
「発達障碍と云うのは、人間誰しも、そのカケラを持っているもので、
決して特別なものではないのです。」
と仰っていました。
確かに私も、発達障碍のカケラを持っていると思います。
治そうと思っても、なかなか治せない悪い習慣、
そして、若い時によく感じていた、生き難さ等、
すべて発達障碍のカケラなのでしょう。
ですから私も、自閉症を含む発達障碍を、
特別なこと、と思うのは止めようと思いました。
私自身も、そのカケラを持っているのですから。