ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

目玉先生3・機が熟すのを待つ

2016-09-16 | ADHD児 頑張るT君

13日は、T君のレッスンでした。

T君は、とても可愛い2年生の男の子ですが、注意力が続かず、
ピアノも、ほとんど練習せずにレッスンに来ます。

それでも、目玉先生(9月1日と、9月7日の記事)の効果なのか、
9月に入ってからは、少しずつ練習している様子が見えました。

それでもお母様にしてみれば、入門して半年になるのに
ほとんど上達しないT君にしびれを切らして

「もう少し大きくなってから、もう一度考えようかな~と思ったりしています。
ダンスの方が合っているかもしれないし。。。」

と、相談を受けました。

注意欠陥や多動等、発達障害の症状が少々見られるT君に、
本当に合っているものを見つけてあげたい!と云うお気持ちが伝わってきました。

なので、レッスンの時に

「T君、ピアノのレッスンどう?
楽しかったら、先生はT君に続けてほしいな~と思うけど、
ピアノがつまんなかったら、また大きくなってから来てもいいよ~」
と言ってみました。

するとT君は
「 少ししか習ってないから、わからないよ。」
と言うのです。

「あ~そうだよね。  もう少し長く習わないと分からないよね!」
と同意しましたら、うなずいていました。

大人はすぐに結果を求めて、いろいろと考えてしまいますが、
ゆったりと見守りつつ、機が熟すのを待つことも、大事なことだな~
と思ったのでした。

コメント

メッセージ

メッセージを送る