13日は、T君のレッスンでした。
T君は、とても可愛い2年生の男の子ですが、注意力が続かず、
ピアノも、ほとんど練習せずにレッスンに来ます。
それでも、目玉先生(9月1日と、9月7日の記事)の効果なのか、
9月に入ってからは、少しずつ練習している様子が見えました。
それでもお母様にしてみれば、入門して半年になるのに
ほとんど上達しないT君にしびれを切らして
「もう少し大きくなってから、もう一度考えようかな~と思ったりしています。
ダンスの方が合っているかもしれないし。。。」
と、相談を受けました。
注意欠陥や多動等、発達障害の症状が少々見られるT君に、
本当に合っているものを見つけてあげたい!と云うお気持ちが伝わってきました。
なので、レッスンの時に
「T君、ピアノのレッスンどう?
楽しかったら、先生はT君に続けてほしいな~と思うけど、
ピアノがつまんなかったら、また大きくなってから来てもいいよ~」
と言ってみました。
するとT君は
「 少ししか習ってないから、わからないよ。」
と言うのです。
「あ~そうだよね。 もう少し長く習わないと分からないよね!」
と同意しましたら、うなずいていました。
大人はすぐに結果を求めて、いろいろと考えてしまいますが、
ゆったりと見守りつつ、機が熟すのを待つことも、大事なことだな~
と思ったのでした。