昨日は、T君のレッスンでした。
楽譜を忘れた~と言うので、少し早いのですが、発表会の練習に取りかかることにしました。
片手ずつもままならないT君に、何を弾かせようか。。。
随分悩んでいたのですが、思い切って「ライオンの大行進」を弾かせることにしました。
ライオンの大行進とは、サン=サーンス作曲「動物の謝肉祭」の第1番目の曲です。
勿論、初心者でも弾けるように、アレンジされています。
T君は気に入ったみたいですが「オレには無理!」と言って、尻込みしているようでした。
そこで私は、最初の1小節の右手だけを、何度も何度も弾いてあげました。
そしてT君に弾くように促したところ、T君は恐る恐る弾き始めました。
そして、1小節ずつ、ゆっくりゆっくり指導しましたら、
間もなくT君は、2小節の右手が完璧に弾けるようになりました。
嬉しくなったT君は「オレ、7回弾く!」と言って、真剣に弾き始めました。
私がいつも、「T君は7歳だから7回弾こうね。」と言っているからなのでしょう。
7回弾いた後、私がいつものように、T君とハイタッチをしようとしたら~
T君は意外なことに、「10回頑張る!」と言って弾き続けたのです。
10回弾いたあとは「あと10回弾く!」と言い、20回弾いた後も「あと10回弾く!」と言い~
結局T君は、65回も練習しました!
本人は、100回弾きたかったようですが、急に沢山練習して手が痛くなったら大変なので、
私が止めさせました(笑)
T君みたいな子は、一度スイッチが入ると、とことん熱中するのでしょう。
これを機会にピアノの楽しさが分かれば、きっとどんどん上手になるはずです。
レッスンが終わった時のT君のお顔は、晴れやかな自信に満ちて、ニコニコと笑っていました。
この気持ちが持続するように、私もレッスンの工夫をしていかなければ!
と改めて思ったのでした。