今日は、マサ君のレッスンでした。
マサ君には先月から、イ短調の和音聴音を聴き取らせています。
ハ長調の和音を、沢山聴き取らせた後で、急にイ短調の和音を弾きますと、
M君は、ビックリしたような顔をした後に、ニヤッと笑って、
大きな声で「ラドミ♪」と答えました。
「あら、マサ君えらいね! きちんと覚えていたね! さすが天才だな~!」
私は、しっかりと褒めた後で、次に、ドミラの和音をひきました。
すると、M君は「ドラミ!!」と答えました。
「えっ? 先生は、ドラミちゃんなんか弾いてないよ~」
と言いましたら、照れくさそうに笑っていました。
そして、もう一度、ドミラの和音を弾きましたら、
「ドミラ~! ドアミラ~!」と嬉しそうに何度も言いました。
「ドミラ」と、「ドアミラー」の響きが似ていて、余程嬉しかったのでしょう。
車や、ガソリンスタンドが大好きなマサ君らしいな~と思ったのでした。
ピアノも、リズム打ちも、今日は上手に出来たので、
「マサ君は今日も上手に出来ましたね。 天才だから出来たのですね。」
と言いましたら、
「はい、天才だから出来ました。」とニッコリ笑って答えてくれました。
今日のレッスンも、マサ君はずっと楽しそうにニコニコしていたので、
私も幸せな気持ちになりました。
マサ君、今日も遠くからレッスンに来てくれて、ありがとう!