ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

Y君の、希望に満ちたお顔

2016-11-11 | アスペルガー児 Y君

ヨウ君は、5年生の男の子です。

9月15日の記事にも書きましたが、
非常に繊細な感受性を持った男の子です。

よく涙ぐむことがあるので、
私も言葉遣いには気をつけないといけません。

 

先日の、レッスンの時の会話です。

「ヨウ君、ここの部分は、とても弾きにくいよね。
ピアノを習っているみんなが、難しい!と思う処だから、
じっくり練習しようね!」

「みんなって、僕より小さい子達でしょう?」

とヨウ君が言いました。

ヨウ君は、5年生になってからピアノを始めたので、
未だに初心者なのを気にしているようでした。

 

「ヨウ君あのね。
ヨウ君は、今はまだ初心者だけど、頑張って練習したら、
中学生になった頃には、小さい時からやっている人達に追いついて~

もしかしたら、追い抜けるかもよ。

多分ヨウ君は、上手になるタイプだと思うから、
きっと追い抜けるとららみ先生は思うよ。

だから、しっかり頑張ろうね

 

そう言ってから、ヨウ君のお顔を見たら~

ヨウ君の眼は、本当にキラキラと輝いていて、
その嬉しそうな表情に、私はとても感動しました。

涙ぐんだりすることも多いヨウ君ですが、

その反面、ちょっとした言葉がけで、希望に満ちた気持ちになるのだな~と、
しみじみ思ったのでした。

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