【合理的な練習方法~譜読み①】
私は、生徒さんにレッスンをする時も、自分で弾く時も、
簡単な楽曲分析(アナリーゼ)をしてから、練習を開始します。
忙しい中高生に(中高年も?)、再現部のところを示して
「ほら、最初に出て来た主題が、ここにも出てきているね。
つまり、最初の主題のところを練習すれば、
ここの部分は、譜読みをしなくても弾けちゃうってことだよね~」
と伝えると、大抵の子は、嬉しそうな顔をします。
「この曲は4ページあるけれど、譜読みをするのは、たった2ページ半くらいなんだよ。」
と言うと、もっと嬉しそうな顔をします。
ちょっとだけ、得した気持ちになるのでしょうか
あと、何調から何調へ転調して~等も、把握しておくと、後々とても役に立ちます。
楽曲分析、と言うと、何だか難しそうですが、譜読みや練習の合理化の為には
重要なことだと思います。