昨日は、4年生のルイ君のレッスンでした。
嬉しそうなお顔で、意気揚々とレッスン室に入って来ましたが、
玄関ですれ違った、他のレッスン生の事が、気になって仕方がなかったようです。
「今の人、誰?」「何ていう名前?」「何年生?」
「僕の次は誰?」「明日は誰が来るの?」
ルイ君は、矢継ぎ早に質問をするのですが、
私は「レッスンが終わったら教えてあげるね~」と、聞き流しました。
可愛いので、つい、ルイ君の質問に答えてあげたくなるのですが、
レッスン中は、主導権を渡さないようにしなければ!と思います。
さて、ピアノの前に座らせて、宿題を弾かせてみましたら、
3回目のレッスンの時よりも、指の形が整ってきたようです。
それでも、変な処に力が入ってしまうのでしょう、
どうしても、指が反り返ってしまいます。
私は「ルイ君、先生が弾くので、先生の手を見てね。」と言って、
何度も、お手本を弾きました。
5回位、お手本を弾いた後で、
「次はルイ君が弾く番ね。
まず、先生が弾くから、次はルイ君が弾くんだよ。
何度も、順番、順番に弾こうね。」と伝えました。
何度も繰り返し、時には私がルイ君に手を添えて、正しい形を覚えさせました。
「お化けの手みたいにフワッと弾いてね。」とか
「赤ちゃんに触るみたいに優しくね。」等、
力を抜くイメージが湧くような言葉かけも、沢山するようにしました。
ルイ君は、かなり集中しましたので、正しい形を意識して弾けるようになりました。
後は、お家での練習で、脱力を定着させてくれるといいのだけど。。。
「ルイ君、お家でも、フワ~ッと弾けるように、優しい気持ちで弾いてね。」と言うと
ルイ君は元気よく右手を挙げて「はいっ」と言ってくれました。
果たして? 乞うご期待でございます