連日のオリンピック観戦で、少々疲れています。
特にフィギュアスケートは、見ているだけで動悸がする程、のめり込んで見入ってしまいました。
宮原選手も、坂本選手も、渾身の滑りで、本当に感動しました。
2人共10代なのに、オリンピックの大舞台で演技するなんて
それだけでも賞賛に値すると思いますが、あの素晴らしい演技です。
両選手共、あれだけの演技を完成させるまでに、一体どれ程の努力を重ねたことでしょうか。
2人共、部分練習とか、ゆっくりの練習も沢山したんだろうな~とか、
「練習は裏切らないから、地道に練習しよう!」と、毎日頑張っていたんだろうな~とか、
きっとフィギュアの練習は、ピアノの練習と重なる部分もあると思うのです。
だからこそ、数分間の演技の為に費やされた練習量を考えると、
両選手のみならず、全ての選手を讃えたい気持ちでいっぱいになります。
さて、今回のオリンピックで、
私がその演技に釘付けになったのは、ロシアのメドベージェワ選手です。
今回は惜しくも銀メダルでしたが、
昨日行われたフリーの演技では、素晴らしい演技を見せてくれました。
「アンナ・カレーニナ」の音楽と演技がピタリと合っていて、
スケートなのに、舞台を見ているような錯覚を覚えました。
指の先まで神経が行き届いていて、バレエの様な優雅さが際だっていたと思います。
メドベージェワ選手の優雅な演技は、
“フィギュアスケートは芸術とスポーツの融合” だと云うことを、
改めて証明してくれたと思います。
メドベージェワ選手の演技は、ソチオリンピックの浅田真央選手の演技同様、
世界中の人々の記憶に残る、名演技でした。