先日のマサ君(中1)のレッスンの時のことです。
発表会が近いので、舞台上の所作の流れを指導しました。
「姿勢良く歩いて~ピアノの前でお辞儀をして~椅子に座って~」
私は、そう言いながら、お手本を示しました。
その後で、
「弾く前には、深呼吸をして、気持ちを落ち着かせてから弾こうね。」
と言った後で、私はマサ君の曲を4小節程弾きました。
するとマサ君は
「先生、そこは弱く弾くところですっ」と、私に注意したのです
確かに私は、一連の所作に気を取られ、
ピアノの強弱までは気が回らず、何気なくピアノを弾いたのです。
「ああ、そうだったねぇ。 マサ君、よく気がついたね
さすが、中学生は違うなぁ~」
そう褒めると、マサ君は、とても嬉しそうでした。
マサ君は、ピアノを始めて3年半です。
色々なことが身に付き、気付く事が多くなり、ピアノも上手になりました。
成長したなぁ~と思ったのでした。