昨日は、ヨウ君(中1)のレッスンでした。
ヨウ君は、レッスン室に入って来るなり
「昨日まで期末テストでした。」と言いました。
「それは大変だったね。 出来た?」
「何とか出来ました。」
「良かったね。頑張ったね。」
「はい。」と嬉しそうです。
そのお顔が、とても嬉しそうだったので
「ヨウ君は、何の科目が得意ですか?」と聞いてみました。
「数学です。 中間テストでは100点でした」と、
本当に嬉しそうに答えてくれました。
私は、ちょっとビックリしました。
ヨウ君はADHDの症状もあり、
小学校の時は集団授業に付いて行くのが難しく、
独りで個別の授業を受けていたそうです。
ただ私は、ヨウ君に知能の後れを感じませんでしたので、
何で個別の授業を受けるのかしら。。。とは思っていたのです。
そんな折、お母様から
「中学に入ってからは、集団授業に付いていけるようになりました。」
と報告を受けました。
薬の効果と、ヨウ君自身の成長もあって、
発達の凸凹が緩やかになってきたのでしょう。
それでも、中学の数学の試験で100点を取るとは
何と云う進歩でしょう
子どもの可能性は未知数で、
どんな可能性が秘められているのかは、計り知れないな~と思ったことでした。