ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

弟がピアノを習うということ

2018-08-12 | 広汎性発達障がい児 R君のこと

R君(5年生・広汎性発達障がい)の弟がピアノを習い始めたことは、
8月8日の記事に書きました。  その続きです~

 

弟のK君と入れ替わりに、R君がレッスン室に入ってきました。

ちょうど、発表会の写真が出来上がったところでしたので、
一緒に見ながら、「発表会、上手に弾けたよね~」等と語り合ったりしました。

写真を見ながらR君は上機嫌でしたので、レッスンも、この調子で機嫌良く進むと思っていました。

ところがR君は、ピアノの前に座るなり「疲れているんです。」と言い出しました。

いつも機嫌の良いR君にしては、珍しいことです。

ピアノを弾かせても集中力が無く、眉間にシワが入って、なんだか心がザワついているようでした。

最近暑いから疲れているのかな?と思った私は、無理強いするのを止めて、
R君に、字を書いてもらうことにしました。

R君は、字を丁寧に書くのが大好きなので、
名前や住所を書かせて、気持ちを落ち着かせようとしたのです。

R君は、徐々に落ち着いてきたので、私も安心したのですが。。。

 

今日になって、私は気が付きました。

R君は、弟がピアノを習い始めたので、心がザワザワしたのかも?

家族の中で、ピアノが弾けるのは自分だけ~という状況に、弟が加わるのですから
テリトリーを侵されるような不安を感じたのかもしれません。

R君が不機嫌になった理由には、そんな理由もあったのかな~と、思ったのでした。

私の考え過ぎかな?

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