昨日は、T君(中1)のレッスンでした。
T君は文武両道の男の子で、最近は音楽にも興味を持っています。
「ミセスグリーンアップルの音楽は、なかなか良いですよ。
ららみ先生も、聴いてみてください。」
と、私に勧めたりしています。
https://blog.goo.ne.jp/soraminosorami/d/20181113
そんなT君に、昨日はハノンを使って、脱力の指導を重点的にしました。
何度も弾かせていましたら、ちょっと空気が重くなってしまいましたので、
「T君、藤沢涼架君も子供の頃は、かなりハノンの練習をしたんだろうねぇ。
そうでなきゃ、あれ程上手には弾けないものね。」
と話しを振ってみました。
藤沢涼架君というのは、T君の傾倒しているロックバンド、
「ミセスグリーンアップル」のキーボード担当の男の子です。
T君は、ニヤッとしました。
そして「藤沢さんは、フルートも上手なんですよ。」と言いました。
「そうみたいね。そして、ステージの上では、場を盛り上げる才能もあるらしいわね。」
私がそう言うと、T君は、声をあげて笑いました。
「こいつ、ピアノの先生にしては、結構詳しいな。」と思ったのかもしれません(笑)
その後は、レッスンも非常に充実したものになりました。
ちょっとしたひと言で、レッスンの雰囲気が変わったり、
中学生男子のやる気にも、スイッチが入るんだな~と思ったのでした