先日、M先生から質問がありました。
M「もうすぐ発表会があるのですけど、Mozart の表記の仕方は、
モーツァルトですか?それとも、モーツアルトですか?」
私「う~ん、私はモーツァルトかな~と思うけど、
モーツアルトでも、どっちでも構わないと思うよ~」
M「今度、3人の先生で、合同発表会をするんですけど、
先生によって意見が分かれてしまって、ちょっと悩んでいるんです。」
私「もともとがアルファベットの文字を、日本語で置き換えるのだから、
どのように書いたって無理があるのは仕方が無いことなのよ。」
M「そうですか?」
私「うん、だって、バイオリンと書いたり、ヴァイオリンと書いたりするでしょう?」
M「ベートーベンもそうですね。べートーヴェンと書いたりしますね。」
私「そうそう。だから、どっちでも構わないと思うよ。」
M先生とは、独身の頃の私の教え子です。
高校2年生の夏から入試まで、ソルフェージュを指導しました。
その後、音大の声楽科を出てピアノの先生になったM先生とは、
今でも連絡を取り合っています。
そして、折に触れて質問をしてくださるとは、有難いことだと思います