ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

小さい子の為の指先の訓練~ピアノへの導入

2018-12-07 | 発達性協調運動障害児

先日は、久しぶりにD君のレッスンでした。

D君は、ちょっとベソをかきながらレッスン室に入ってきました。

どうやら車の中で眠ってしまい、起こした途端に泣き出したようです。

幼稚園の帰りに来たので、疲れていたのでしょう。

でも、クリスマスツリーを見つけると、途端にニコニコして
「松ぼっくりがあるね~」等と言って、すぐにご機嫌になりました。

いつ会っても、やっぱりD君は可愛いです

 

さて、D君の目下の課題は、指の筋力を付けることです。

D君は手の筋力が弱いので、そこの訓練をしなければなりません。

手や指の筋力が付かないと、ピアノを弾く事は出来ないからです。

まず最初に、私はD君とキューブ型の積み木で遊びました。

キューブ型の積み木を持つ時の手の形は、
ピアノを弾く時の筋肉と同じだな~と何時も思います。

しばらく積み木で遊んだ後、
私は2×2のルービックキューブを取り出して、D君に渡しました。

D君は、興味を持って、クルンと回しました

ルービックキューブは、クルンと回すと、たちどころに色が変わりますので、
それが面白く、D君は何度も回して遊んでいました。

レッスンの前の夜、
ルービックキューブを使ったら、遊び感覚で手の筋力が鍛えられるかも
とひらめいたのですが、大正解だったと思います。

遊びながら指を使い、筋力と神経の分化を促すことが出来たら、
きっとD君も楽しいはず

その後は、ピアノを使ってリズム遊びをしたり、和音当てクイズをしたりしました。

こんな風に、遊び感覚を取り入れて、ピアノへの導入にしたいと思っています。

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