クリスマスになると、思い出すことがあります
私は、キリスト教の幼稚園に通っていました。
なので毎年、クリスマス会は一大イベントで、
年長さんになると、イエス様がお生まれになるまでの物語を劇で演じるのです。
クリスマス会が近づいたある日、私は担任の先生に言われました。
「ららみちゃん、マリア様の役をやってくれないかしら。」
私はビックリして、無言になりました。
でも、心の中では、嬉しくてたまりません
「あら、マリア様の役は嫌かしら?」
「。。。。。」
先生は、私が無言になったことで、見込みが無い~と思ったのでしょう。
「そうなのね。じゃあ、じゅんこちゃんに頼もうかな。」と言って
行ってしまいました。
結局、マリア様の役は、じゅんこちゃんが立派に努め、
私は羊飼いの役を努めました。
目立ちたい気持ちはあるのだけど、恥ずかしい気持ちも人一倍強い~
そんな屈折した性格は、今に至るまで全然変わらず、
子供の頃から進歩が無いな~と思う、クリスマスイブです。