40代、50代の結婚が増えている～と思う

１月５日の記事にも書きましたが、私達夫婦の友人が結婚することになりました  
50代と、40代のカップルです

婚姻届の保証人になることを頼まれましたので、昨日は、友人宅へ伺ってきました。

こんな大事な役を、私達夫婦が仰せつかるとは、本当に光栄なことです。

決して、良い奥さんじゃない私が、新しいカップルの保証人になるなんて
と、サインをする時はとても緊張して、手から汗が出ました

緊張していた私達夫婦とは対照的に、
当の御本人達は、サラサラ～ッと気軽に記入していたのが印象的でした

お幸せそうなお二人に
「金婚式まで仲良くしてくださいね～」と言ったら

「はいっ」と仰っていました。

お二方共、長寿の家系らしく、
特に男性の方の御祖母様は、県で１番の長寿で天命を全うされたと伺いました。

本当に、50年後のお祝いも出来るかも～と思いました。

 

実は、先日、主人の従妹も入籍しました

従妹は40代、お相手の方は、50代だそうです。

最近は、結婚をする年齢も、多様になってきているようです。

政府が、【人生100年時代構想】を打ち出した今、
40代以降の結婚も、非常に意味があると思います。

豊かな人生、豊かな老後の為にも、
中年以降の結婚が、これから増えるといいな～ と思います。

右手の指は怪我したけど左手は弾けるから

昨夜遅くに、ミノ君のお母様からメールがありました。

ミノ君は高校２年生で、去年、深刻な不登校を克服しました。

あと１単位足りなかったら、留年する事が、決定していた程だったのです。

去年は、時々危うくなりそうになりながらも、何とか登校出来ていたのです。

そんなミノ君のお母様からのメールでしたので、
ちょっとドキッとしてしまったのですが。。。

 

「ミノは、右手の小指を深く切ってしまいました。

ピアノのレッスン、どうするの？と聞いたら、左手は出来るから行く！そうです。

その心意気にびっくりしました。」

と書いてありました。

 

嬉しいな～  嬉しいな～

新年を迎え、何事もやる気になっているのかな？

 

そういえばミノ君も、今年は高校３年生です。

来年の今頃は、センター試験です

そんなこともあり、やる気が出てきたのかもしれません。 

今度のレッスンは、やる気に満ちたミノ君に会えるのかしら。

今週のレッスンが楽しみです

知的障碍児R君・先生はカミシバイだったよね！？

ルイ君（４年生）は広汎性発達障がいで、３年程の知的な遅れがあります。

でも、何時もニコニコしていて、とても可愛い男の子です。

そんなルイ君が、先日のレッスンの時、ピアノの手を止めて私の顔を見て、

「先生って、確か、前はカミシバイだったよね。」と言いました。

「えっ  紙芝居？ 」

「うん、カミシバイだった。」

「う～ん、先生は、紙芝居だったっけ？」

 

私は、一度もルイ君の前で、紙芝居を読んであげたことは無かったのです。

不思議に思っていると、

「うん、髪の毛が長かったから、カミシバイだったでしょ。」とルイ君。

「あ～っ  髪の毛をしばっていたね  そうだったね」

「うん、だから、カミシバイだったんだよ。」

 

なんだかほのぼのとした、ルイ君との会話でした 

アスペルガー児 Y君・中学生らしい曲を弾こうね

テツ君の次は、お兄ちゃんのヨウ君（６年生）のレッスンでした。

今年は、初夏に発表会をしようと思っているので、
私はヨウ君に「今日は、発表会の曲を決めようね 」と言いました。

これから卒入学を控え、何かと気ぜわしくなるヨウ君には、
早めに、発表会の曲に取り組ませた方がよいと思ったのです。

 

５曲程弾いてあげた中で、ヨウ君が選んだのは、
大人っぽいロマンチックな曲でした。

「やっぱり、これを選ぶと思っていたよ～
この曲、ヨウ君にピッタリだもの」

と言うと、とても嬉しそうでした。

「この曲を弾く頃は、ヨウ君は中学生だね。
中学生の子は、中学生らしい曲を弾かないとね。
この曲を弾いたら、絶対かっこいいよね」

「はい。」

「頑張ろうね。」

「テツは、どんな曲を弾くのですか？」

兄弟の常として、ヨウ君は、どうしても弟のテツ君の曲が気になるのです。

「テツ君もかっこいい曲を弾くと思うけど～
でも、テツ君は発表会の時も、まだ４年生だからね～
やっぱり子どもっぽい曲になるよね。」

と言うと、ヨウ君は安心したようなお顔で笑ってくれました。

 

帰る時に、何時もより深くお辞儀をしてくれたのは、
喜びの表れかな～と思ったのでした

ADHD児・マシって言うよりか、好きなんだよ

昨日は、テツ君（３年生）のレッスンでした。

テツ君は、レッスン室に入って来るなり

「練習があんま。。。」と、小さな小さな声で言いました。

私はわざと、「えっ？  練習がアンマンなの？」と聞きました

すると、

「違うよ。 やろうと思ってたんだけど。。。」と、
申し訳なさそうに答えます。

「えっ？  そうなの？
ららみ先生は朝から、今日はＴ君が来るな～と思って、楽しみにしていたんだけどな～」

「うん。」

「テツ君も、楽しみだった？」

「僕も楽しみだった。」

「本当？」

「うん、ピアノに来るのは楽しみなんだ。」

「あら～ありがとう。
ピアノのレッスンは、マシかな～って、感じ？（笑）」

ずっと以前、習い事の中で何が１番好き？と聞いた時に
テツ君は “ピアノが１番マシかな” と、答えたことがあったのです（笑）

「ううん、マシって訳じゃないんだ。」

「えっ？ そうなの？」

「マシって言うよりか、好きなんだよ。」

「あら、嬉しい   ありがとう 
じゃあ、今年はお家での練習も頑張らないとね」

「うん、これからは頑張るよ。」

 

そう宣言した通り、テツ君は、その後のレッスンは非常に頑張ってくれました。

「僕は、完璧を目指す」と、何度も練習してくれて、
最後には、椅子から降ろすのが大変な程でした。

 

テツ君は、去年の１月から投薬を始め、非常に良い効果が出ています。

集中力が高まり、本当に頑張るようになりました。

ただ、お家での練習は苦手らしく

そのあたりが、今年の課題だな～と思ったのでした。