マカロニペンギンの健忘録

特にテーマを決めているわけじゃないが、私が気になったことを書いていく予定です。

最近読んでいる本

2006年10月04日 | スポーツ
8月にグインサーガ109巻「豹頭王の挑戦」を読んだ後はロードレーサー一筋で小説とは全く縁のない生活をしていました。
しかし先日、本屋に立ち寄ったとき、ふっと「浅田次郎」の名前が目にとまり、手に取ってしまいました。
初めて私が浅田次郎作品と出会ったのは「壬生義士伝」でした。その時は、通勤時間片道2時間の時間つぶしになればと思い東京駅の中にある本屋で購入しました。最初は時間軸が行ったり来たりする内容に「読みにくいな」と感じましたが、何か引きつけられるものがありそのまま読み続け、最後には他の浅田作品を読んでみたいという思いに駆られるようになりました。
それから、
  地下鉄に乗って
  蒼穹の昴
  シェエラザード
  きんぴか
を読みました。
どれも時代背景が異なるにもかかわらず、登場してくるすべての人物が人として重いものを背負って、一生懸命生きている(もう少しうまい言い方をしたいのですが、私の表現力ではこれが精一杯)のを感じられてのめり込むようになりました。
今回の「王妃の館」は、上巻の途中ではありますがこれまたよい! 私にとって登場人物は小説の文字以上に実体化していて、どの人とも会って話をしてみたいです。
また、それぞれの登場人物は重いものを背負っている割には、内容はコメディタッチになっているので読みやすいです。

すみません。もう少しうまく書ければいいのですが・・・