ゴレパニのGH(ゲストハウス)へ戻り、荷を整えました。
部屋の窓の中に、白く輝く山が絵のように収まっていました。
朝食を終えて清算を済ませました。
昨晩の二杯の地酒を含めて請求金額は1590Rsでした。
今日はゴレパニから東に進み、タダパニを目指します。
ベーカリー 横の、タダパニ ⇒ と表示された路地に入って行きました。
数件のGHが途切れると、疎らに花を付けたシャクナゲの上にアンナプルナ・サウスが姿を見せました。
歩を進める森の中に雪が解け残っていました。
ゴレパニから30分程で尾根の肩に登り、後を振りかえると、ダウラギリがシャクナゲの森の先で輝きます。
穢れなく澄み渡るブルースカイの中で、白き峰々が輝きを放ちます。
南西に、今朝登ったプーンヒルが見えていました。
雪の残る道を、デオラリのピークへ登って行きます。
高度を上げてゆくと、ダウラギリの裾に、折り重なる尾根が見えてきました。
この山は1960年に初登頂されたのですが、その工程は、近づくことさえ容易ではなかったそうです。
ゴレパニを出発して1時間程で、デオラリのピーク3180mに到着しました。
アンナプルナ・サウスが間近に見えていました。
マチャプチャレの双耳峰が尾根の向こうに姿を現しました。
私は大阪市大の学生達とお互いに写真を撮り合いながら、この場所でダウラギリに別れを告げました。
ところで、帰国してから、この時の学生にメールを送ろうとしたのですが、書いてもらったメモにURLの記載がありません。
連絡をくれれば対応したいと思います。
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