チョムロン村に朝がやってきました。
隣のGH(ゲストハウス)に人の動きがみられます。
モディ・コーラ(モディ川)の谷に朝の光が届き始めました。
大気中に水蒸気が多いのでしょう、マチャプチャレは薄いベールに包まれていました。
ヒマラヤユキノシタの淡桃色の花が石垣を飾っていました。
今日も穏やかな一日になりそうな気がします。
身支度を整え、チョムロンのGHを8時少し前に出発しました。
アンナプルナ・サウスが真正面から陽を受け、白さを際立たせています。
地形を考え、この山ともこの辺りで見納めかもしれないと思うと、名残惜しさが募りました。
チョムロン村の先で尾根を廻り込むと、白い筋になって流れるモディ・コーラが見えてきました。
尾根の上で、満開のヒマラヤシャクナゲが青い空に聳えました。
その先のタウルンで、ティヌウへの分岐店を通過します。
尾根を廻り込みながら、石を並べた道が谷底へ下っていました。
数日前に歩いて来た、ゴレパニに連なる尾根の下に、キュヌム・コーラが谷を刻んでいました。
朝の光が谷底へ降りる速度に合わせるように、石段の道を下って行きます。
キュヌム・コーラを挟んだ向かいの尾根に、驚くほどの段々畑が、谷底から積み重なっていました。
※ 他の記事へは index をご利用頂くと便利です。
ヒマラヤトレッキング 花の旅 index 1
ヒマラヤトレッキング 花の旅 index 2