Men's wear      plat du jour

今日の気分と予定に、何を合わせますか。 時間があれば何か聴きましょう。

椿山荘

2011-10-25 | Others
 最近、生鮮食品以外はいただきもので暮らしているのではと思うくらいです。
商売物だからと断ったのに旅先で葡萄酒をいただき、お江戸の有名クラブへお祝いに出かけた人から、お返しにもらったという葡萄酒を、久しぶりに会った智ちゃんからはパンと葡萄酒、そしてお菓子の類もよくいただきます。
前回の画像にある靴は、白井さんからでした。



結婚記念日がこの辺りだったのか本人はよく分かってないので、もちろん他人様が知ってるはずがありません。
偶然、サチコさんのはからいで椿山荘に行かせてもらいました。

その日、大泉さんに会うと
「きょう椿山荘行くんですよ。大泉さんちからも近いでしょ」
「近いよ、歩いていけるもん。そういえば俺、結婚式あそこだったんだよね」
「そんな思い出の場所の近くに今も住んでんですか。盛大にやったんでしょ」
「うちのがさぁ、クリスチャンだったから。隣のカテドラルでやったのよ、やめろって言うのに一番大きい方で」
「クリスチャンのCA?」
「そう、だから向こうのはいっぱい来たよ。俺はもう会社やってたじゃない、だから最初あっちで式やるって話だったんだよ、その頃はイタリア人の友達の方が多いくらいだったからさ。
でまた、あそこのヴァージン・ロードがやたらと長いのよ。一生の恥だね、思い出すとやんなるよ」

折角そこまで言ってくれているので、
「あれって別れた時はべつに通知しないんですか」
「しないねぇ」
大泉さんは、口は悪いが意外に字がきれいという人です。



その夜は神楽坂で、アルザスから始まってブルゴーニュと鴨、フロマージュ三種と甘い物もつけたので、何としても歩かなければなりません。

翌朝ホテルの庭を一周してからチェックアウトすると、護国寺経由で小石川植物園に寄ります。
午前9時から4時入園・4時30分までで、月曜休園だそうです。あまりに暑いので、まだ蚊がいました。
上の画像は柴田記念館という建物で、下はメタセコイアの林に添えられた解説です。



Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする