前々回取り上げた、塩野米松さんという方がまとめた西岡常一さんへの聞き書きの話で思い出したのですが、「聞き書き」と言われるタイプの本で思い出したものがあります。
かくまつとむさんという方が書いた「鍛冶屋の教え」という本も、やはり職人さんへの取材でした。
ある日、例によってDisk Unionで古くて新しいものを捜そうとしていると、店内に不思議な空気を醸す歌がながれていました。
つい聴き入ってしまいそうになるくらい存在感にあふれ、とてもBGMに向きません。
帰りにレジへ行くと、横にあったのは「勝新太郎」のCDでした。
それ以来どこかで気になっていたのか、「俺 勝新太郎」という怪しげなタイトルの一冊を見つけた時、思わず買ってしまいました。
話の大部分がご婦人の話と芸談なのは想像どおりですが、エピソードが面白く、どれも画がまぶたに浮かぶくらい映像的です。
聞き書きだろうと思いますが、まとめた方のクレジットはありません。
沈滞気味の日本にも、明るいニュースが光を灯します。
ユーモアに乏しいと言われる日本人が、イグノーベル賞を連続受賞していたこと。
立証されるまでにまだまだ時間がかかるといわれる、ABC予想の一件。
そして山中教授が、ついにノーベル賞受賞です。
最近の傾向として、良心的な日本の研究者の方々が、多くの人々に恩恵が行き渡るよう特許を取らないという選択肢があります。
しかし今回は、研究が経済に及ぼす影響の大きさから、独占されないように敢えて特許取得を目指したというのも納得させられます。
西岡棟梁や山中教授と勝新さん、振幅のあり過ぎる話でした。
ところでTVブロスによりますと、ルー大柴氏にとって勝新さんは恩師だそうですが、ある時「ヴィクトリーNew太郎」と呼んでいたそうです。ちょっと可笑しい。
かくまつとむさんという方が書いた「鍛冶屋の教え」という本も、やはり職人さんへの取材でした。
ある日、例によってDisk Unionで古くて新しいものを捜そうとしていると、店内に不思議な空気を醸す歌がながれていました。
つい聴き入ってしまいそうになるくらい存在感にあふれ、とてもBGMに向きません。
帰りにレジへ行くと、横にあったのは「勝新太郎」のCDでした。
それ以来どこかで気になっていたのか、「俺 勝新太郎」という怪しげなタイトルの一冊を見つけた時、思わず買ってしまいました。
話の大部分がご婦人の話と芸談なのは想像どおりですが、エピソードが面白く、どれも画がまぶたに浮かぶくらい映像的です。
聞き書きだろうと思いますが、まとめた方のクレジットはありません。
沈滞気味の日本にも、明るいニュースが光を灯します。
ユーモアに乏しいと言われる日本人が、イグノーベル賞を連続受賞していたこと。
立証されるまでにまだまだ時間がかかるといわれる、ABC予想の一件。
そして山中教授が、ついにノーベル賞受賞です。
最近の傾向として、良心的な日本の研究者の方々が、多くの人々に恩恵が行き渡るよう特許を取らないという選択肢があります。
しかし今回は、研究が経済に及ぼす影響の大きさから、独占されないように敢えて特許取得を目指したというのも納得させられます。
西岡棟梁や山中教授と勝新さん、振幅のあり過ぎる話でした。
ところでTVブロスによりますと、ルー大柴氏にとって勝新さんは恩師だそうですが、ある時「ヴィクトリーNew太郎」と呼んでいたそうです。ちょっと可笑しい。