Men's wear      plat du jour

今日の気分と予定に、何を合わせますか。 時間があれば何か聴きましょう。

ご存知かどうか分かりませんが...

2021-05-21 | 映画
去年から「男の人でちゃんとしたカッコの人はホントに見かけないね!」なんて何度も聞かされてくじけていましたが、今年に入って少ししたら心臓に毛がはえてきたのかすっかり慣れてきました。
今では、女性がいるから大丈夫なんて思います。
男性でそれらしい方には本当にお目にかかりませんが、女性は探さなくてもお洒落した人がたまに前から歩いて来ます。

という訳で、子供の頃TVで観た女優さんは有名な人も多かったですが、今回は少しマイナーな方を。
と言っても既に書いたような話ですが...

昔はワーナーのB級ギャング映画もたびたび放映されていました。
アナトール・リトヴァク監督「栄光の都」(1940)はギャング映画ではありませんが、主演がジェームズ・キャグニーでその頃の「汚れた顔の天使」など他の作品と続きもののようなイメージがあります。
相手役のアン・シェリダン(1915~67)もその頃一連の作品に出てくるイメージで、眠いような眼が印象的な女優さんでした。
何年後かにゲイリー・クーパーの「善人サム」に奥さん役で出ています。
何度か引用したキャグニーの自伝ではアン・シェリダンとの思い出に触れて、「あんな美しい人が早く亡くなるなんて」と、いつもタバコを手放さなかったので吸い過ぎは良くないと心配していたそうです。





もう一人はケイ・ケンドール(1926~59)。
亡くなる前の数年は、レックス・ハリスンの奥さんでした。
子供の頃に観たのは「魅惑の巴里」というジーン・ケリーと女性3人のミュージカルです。
ケイ・ケンドールが好きと書いたのを見たことがあるのはお一人だけで、あの「塀の中の〜」を書いた安部譲治さんでした。
コメディエンヌの素養もあってエレガントな、ちょっと面白い人です。

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