今週前半、読む物がきまらないので、池波さんの随筆を読み返していました。
「ブニュエル監督の遺作」という話の最後に、
“老境に入ったブニュエルは、政治も科学のちからも信用していなかった。
科学の進歩とやらによって傲り高ぶった人間たちは、破滅の一途をたどりつつあると、ブニュエルはいっている。”
とありました。もちろん日本について語っているはずもありませんが、あまりに現況に合致しているように思えてぎくっとしました。そうでないことを祈るばかりです。
下は「ジョアン・カエターノ劇場のエリゼッチ・カルドーゾ」。
翌年に亡くなってしまうジャコー・ド・バンドリンや、ジンボ・トリオが共演している1968年のライブ。
「ブニュエル監督の遺作」という話の最後に、
“老境に入ったブニュエルは、政治も科学のちからも信用していなかった。
科学の進歩とやらによって傲り高ぶった人間たちは、破滅の一途をたどりつつあると、ブニュエルはいっている。”
とありました。もちろん日本について語っているはずもありませんが、あまりに現況に合致しているように思えてぎくっとしました。そうでないことを祈るばかりです。
下は「ジョアン・カエターノ劇場のエリゼッチ・カルドーゾ」。
翌年に亡くなってしまうジャコー・ド・バンドリンや、ジンボ・トリオが共演している1968年のライブ。