昨年秋に出たゲーリー・クーパーの写真集が、ちょっと物足りないと少し前に書きました。
そのお嬢さんが出した一冊目が充実していたので、尚更期待が高まったせいかも知れません。
その時書いたように、'30年代のパラマウント時代など、紳士服の観点からするともっと充実した本がつくれるように思いますが、いつかかなうと嬉しいです。
待ちきれないので今回は勝手に先取りで、こんな画はいかがでしょうかという内容。
度々話題に上せた「青髭八人目の妻」も、その時代の作品です。
今日ご紹介するのはそれより二年前の作品で、エルンスト・ルビッチは監督でなくプロデュースを務めています。
邦題は「真珠の首飾り」。
これでは分かりづらいですが、アルパカ混ぽい毛足のある素材で、グレナカートの柄の濃淡に少しひねりが加えられています。濃い部分に色がのっていると思われます。
上や下のスーツとは明らかに異なる作風のスーツ。ラペルの巾・輪郭のアールの何と美しいことでしょう。
ケーブルのVネック、セーター姿もすっきり。
そのお嬢さんが出した一冊目が充実していたので、尚更期待が高まったせいかも知れません。
その時書いたように、'30年代のパラマウント時代など、紳士服の観点からするともっと充実した本がつくれるように思いますが、いつかかなうと嬉しいです。
待ちきれないので今回は勝手に先取りで、こんな画はいかがでしょうかという内容。
度々話題に上せた「青髭八人目の妻」も、その時代の作品です。
今日ご紹介するのはそれより二年前の作品で、エルンスト・ルビッチは監督でなくプロデュースを務めています。
邦題は「真珠の首飾り」。
これでは分かりづらいですが、アルパカ混ぽい毛足のある素材で、グレナカートの柄の濃淡に少しひねりが加えられています。濃い部分に色がのっていると思われます。
上や下のスーツとは明らかに異なる作風のスーツ。ラペルの巾・輪郭のアールの何と美しいことでしょう。
ケーブルのVネック、セーター姿もすっきり。