一週間前にお引っ越ししてもらったアシナガバチの巣。
こちらは、お引っ越し当日。
繭ができていて、もうすぐ成虫が出てくると思ってました。
今日見たら、おかしな繭に覆われていました。
巣の中心辺りは、部屋がくりぬかれていますね。
寄生蛾にやられていました。
くりぬかれたところは、働き蜂が部屋を壊して寄生蛾の幼虫を取りだそうとした後です。
右の2匹は雄バチですね。
目の色が違うので、どちらかが成虫になって時間がたってないのだと思います。
ぎりぎり寄生蛾にやられなかった感じです。
ここからは閲覧注意です(笑)
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巣を外してみました。
変なサナギがあります。
きれいな繭の部屋を開けてみたら、寄生蛾にやられたアシナガバチが出てきました。
ウスムラサキシマメイガの幼虫です。
アシナガバチの巣に寄生して、アシナガバチの幼虫を食べて成長するみたいです。
アシナガバチの動画でよく出てきます。
アシナガバチの巣は、この寄生蛾との戦いみたいです。
寄生蛾が巣を侵食する前に、どれだけ新女王バチと雄バチを育てられるかが子孫を残す鍵みたいです。
巣をお引っ越しした時には、すでに寄生が進んでいたみたいですね。
この巣自体は、たくさんの新女王バチと雄バチを出しているので役目は終わったのかもしれませんね。
うちに置いてある巣。
こちらは、寄生蛾にはまだやられてませんね。巣の向きが上下逆のため、働き蜂がいつも巣の上にいるので、寄生蛾も近寄れないのかもしれませんね。
こちらは、新女王バチと雄バチはまだいませんね。