3日目、亭主はかみそりを前日の宿に置き忘れたのか失くしたのか?
髭づらをさらしていた。「かみそり何処へやった?」と私のせいにする。
バスで移動中、間近にいる私の目に汚い髭面が目立って困った。
「汚いねぇ、何とかならないの?」と言いたくはないが口にでる。
彼の髭は熊五郎のあだ名の如く並みじゃない、普通の剃刀では歯が立たぬ。
愛用のじゃなくてはならない。白髪交じりの無精ひげは山賊みたい。
その内、お互いに不機嫌になってしまって…爆発寸前。
折角の旅行だからと気を取り直して小康状態を保ってきたが…。
帰宅した途端、カバンをひっくり返して調べる亭主、何も出てこない。
髭づらをさらしていた。「かみそり何処へやった?」と私のせいにする。
バスで移動中、間近にいる私の目に汚い髭面が目立って困った。
「汚いねぇ、何とかならないの?」と言いたくはないが口にでる。
彼の髭は熊五郎のあだ名の如く並みじゃない、普通の剃刀では歯が立たぬ。
愛用のじゃなくてはならない。白髪交じりの無精ひげは山賊みたい。
その内、お互いに不機嫌になってしまって…爆発寸前。
折角の旅行だからと気を取り直して小康状態を保ってきたが…。
帰宅した途端、カバンをひっくり返して調べる亭主、何も出てこない。