森岡 周のブログ

脳の講座や講演スケジュールなど・・・

5月~7月の講演スケジュール

2014年04月24日 14時38分22秒 | インフォメーション

長崎記念病院 臨床実習施設 出張講義
テーマ 痛みの多面性の評価と治療
日 時 平成26年5月9日(金)
講 師 森岡  周
場 所 長崎記念病院リハビリテーション科

合同会社geneセミナー
テーマ 高次脳機能障害の脳内機構とニューロリハビリテーション~名古屋会場~
講 師 森岡 周 先生 畿央大学 健康科学部 理学療法学科 教授・理学療法士
開催日時 2014年5月18日(日) 10:00~16:00(受付9:30~)
会場 名古屋市中小企業振興会館 7階 メインホール 愛知県名古屋市千種区吹上2-6-3



senstyleセミナー

テーマ:ニューロサイエンスから考える脳卒中リハビリテーションin福岡
日時:平成26年5月25日(日)10:00~16:00(受付9:30開始)
会場:電気ビル本館 福岡市中央区渡辺通2丁目1番82号(8号会議室)
講師:森岡 周(畿央大学)


第49回日本理学療法学術大会
日時 平成26年5月30日~6月1日
一般演題 座長,他


奈良県総合リハビリテーションセンター 特別研修会
日時 平成26年6月6日(金)17:30~19:30
場所 奈良県総合リハビリテーションセンター
テーマ 社会的コミュニケーションの脳内機構


岩手運動療法研究会 春期特別研修会
テーマ:「最新の脳・神経科学によるニューロリハビリテーション」臨床編
     ~上肢の運動制御、姿勢制御及び運動学習に向けた戦略~
講 師:畿央大学教授 森岡 周先生 (医学博士、理学療法士)
日 時 :平成26年6月8日(日)  10:00~16:00(受付開始:9:30~)
会 場 :岩手県高校教育会館 (盛岡市志家町)               (近隣に有料駐車場あり)
対 象 :理学療法士   作業療法士  言語聴覚士  他リハ関連職種
受講料:6000円 (事前振り込み)   
申し込み方法: 下記のE-mailでのみの受付となります。
E-mail : undo_iwate_2000@yahoo.co.jp  いわて運動療法研究会事務局 申込み締切:平成26年5月31日(土)


畿央大学ニューロリハビリテーションセミナー基礎編
日時:平成26年6月14日~15日
会場:畿央大学


第20回岡山県理学療法士学会 基調講演
日  時 :平成26年6月22日(日曜日)
テ ーマ :EBMと臨床との対話
場  所 :岡山ロイヤルホテル
講  師 :森岡 周


senstyleセミナー
テーマ:自己の運動から学ぶ「行為と脳の機能システム」
講 師:森岡  周
開催日:平成26年6月22日(日)10:00~16:00(受付9:30開始)
会 場:神戸西区民センター 神戸市西区糀台5丁目6-1


TAF研修会
日 時:平成26年6月28日(土)
テーマ 情動・認知から見た疼痛リハビリテーション
講 師:森岡  周 先生 畿央大学大学院 健康科学研究科主任
場 所:大阪会館 (地下鉄御堂筋線・中央線 「本町駅」より徒歩1分)


ミヤタジュクプレゼンツ 研修会
日 時:平成26年6月30日(日)
テーマ:半側空間無視に対するニューロリハビリテーション
場 所:土佐リハビリテーションカレッジ
講 師:森岡  周


阪堺病院 臨床実習施設 出張講義
日 時:平成26年7月5日(土)
テーマ:疼痛に対するニューロリハビリテーション
講 師:森岡  周


合同会社geneセミナー
テーマ 痛みの脳内機構とニューロリハビリテーション~名古屋会場~
講 師 森岡 周 先生 畿央大学 健康科学部 理学療法学科 教授・理学療法士
開催日時 2014年7月6日(日) 10:00~16:00(受付9:30 ~)
会場 名古屋市中小企業振興会館 7階 メインホール 愛知県名古屋市千種区吹上2-6-3


かなえるリンク 社内研修会
テーマ 脳科学から見た社会参加の考え方
日 時 平成26年7月12日(土)16:00~17:30
講 師 森岡 周
場所 大阪市立西区民センター


トータルアプローチ研究会 研修会
テーマ 痛みに対するニューロリハアプローチ
日 時 平成26年7月20日(日)
場 所 臨床福祉専門学校(東京)
講 師 森岡  周


旭川リハビリテーション病院 特別研修会
日 時 平成26年7月26日(土)~27日(日)
テーマ 痛みに対するニューロリハビリテーション、社会脳とリハビリテーション
場 所 旭川リハビリテーション病院
講 師 森岡  周

畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター

2014年04月21日 11時29分27秒 | 日記
畿央大学ニューロリハビリテーション研究センター、出来つつあります!!僕らのイメージやデザインを快く受け入れててくれ、そして動いてくれている大学上層部、そして事務の皆さんに感謝します。いい感じのカフェラボが出来そうです。個人研究室は極力狭くして、広い場所で対話すること、これを目的としています。誰が上でも下でもない。研究者、臨床家、学生、院生、教諭、当事者、家族、社会、地域住民、子ども達~~~対話からいろいろ企て社会貢献をしていく、これにつきます!









ここ2日ほどのfacebook記事にて

2014年04月01日 00時28分49秒 | 日記
CIやってます、川平やってます、電気やってます、ボバースやってます、認知やってます、ロボットやってます、徒手やってます、装具やってます、手段だけが先走るそんな一方向視線の構図は私の時代で終わりにしようと思う。

身体と環境の相互作用によって、どのように行動がつくられ、そして外部、内部環境の操作、療法士の学習への援助ー課題設定によって、行動の変容が起こるか、そして行為システムの複雑性が創発されるか、そして志向性にまで影響を与えるか、そんなことを議論でき、当事者も含め対話できる社会へとむかえるように、流れをつくって終えたい。

臨床の先輩の方々だけでなく、新進気鋭の研究をやっている後輩にもおおいに抵抗され、風見鶏だとか、根拠はとか、批判されるとは思うけど、矢面に立つのは得意だし、まあなんとかなると思う。自分を守るために研究者になったわけでないし、ヤンキーだった自分が大学で仕事をしてるだけでも奇跡なわけだし。犠牲はある意味仕方ない。世の中のつくられかたはそうなっている。

いずれにしても、療法士のスペックはもっと大きいと思うし、そして効果量だけで判断しないやさしさを持っていると思う。

言い切ることよりも、迷うことが本当のやさしさなんだとおもっています。

重い文章になりました。すみません。公言するもんではないのでスルーしてください。

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昨日の書き込みは異様に反応をされだんけど、私が実は思っているのは、第2パラグラフの「身体と環境の相互作用によって、どのように行動がつくられ、そして外部、内部環境の操作、療法士の学習への援助ー課題設定によって、行動の変容が起こるか、そして行為システムの複雑性が創発されるか、そして志向性にまで影響を与えるか、そんなことを議論でき、当事者も含め対話できる社会へとむかえるように、流れをつくって終えたい。」であって、第1パラグラフではないのです。たぶん、そこに反応されたかたも多いと思う。

私としては、メタファーを使えば、第1パラグラフは塾の違いのようなもんで、それは表現や表出の違い(理論重視が根拠重視あるいは科学重視か現象重視)であって、宇宙から鳥瞰するとほとんどその差はないということ。一方で、人間は相当に賢い。だから、少々な?な方法が出てきたとしても、それには共感を得ない。だから、今ある様々な方法論はある意味間違ってはいないということ。ただし、正解ではない。ここに科学的態度の意味があると思っています。

先日、仙台で河島さんと話したとき、彼はいつも「歩行の人」や「研究者」と呼ばれる?と言っていた。現実、最初僕も思っていたし、それも間違いではない。しかし、直接会うと、「現象の人」でもあった。現象を科学的態度をもって吟味しようとする人というべきか。。難しい。表現できないのである。たぶん、僕にも「認知の人」というのがついていると思うし、別にそれは大きな間違いでもない。しかし、人間は環境や情報によってその思考や志向性が更新されるし、どのようなコミュニティーを形成するかでそれは変化していく。

こうしたバイアスが科学的関係を失わさせるというのは歴史をみても物語っている。いわば、国と国との対立関係のようなもの。今ある現象を共同注意できない関係である。また、臨床家、当事者、教育者、研究者、家族、他他、などなど、この垣根のバイアスも必要ない。この垣根の意識があるからこそ、思考停止が生まれる。クオリティの高い仕事は物理的距離と心理的距離が近くないと生まれない。そしてリーダーがピエロを演じ演出できるような環境。そこに気づかないとブレークスルーは起こらないと思える。人間はそれをシステム構築という戦略で乗り越えてきた。

今あるこうした信念対立は、その社会が安定しているから起こるものであり、互いに批判・否定を繰り返し自己(自己らの考えを)の価値を高くみせようとする戦略でもある。協力という関係が依然として生まれないのは、潜在的な安定の意識があるからである。そしてそれはどうせ変わらないという意識の下で起こっている意識によるものだと考えている。